製品のキットから改造した内容を記載します。
作成したのが2年くらい前で、当時の作成中の写真が一切ないので、
わかりにくいかもしません。
また当時を忘れかかっているので、多少違っているかもしれません。
(1)モノアイのHアイズ化
(2)中隊長機ブレードアンテナの薄型化
(3)頭部の動力パイプの位置変更
(4)ランドセルの穴あけ加工とバーニア追加
(5)足の裏のバーニア追加
(6)ひざ裏の肉抜き穴埋め
(7)ザクマシンガンの肉抜き穴埋め
(8)マーキングシール自作
(1)モノアイのHアイズ化
ジオン軍モビルスーツの改造としては定番だ。
Hアイズはウェーブから発売されているパーツ。
使用したのはHアイズ3 ピンクの2.8mmとコトブキヤ[P106R]丸ノズル 4.0mmを組み合わせて使った。
(2)中隊長羽飾りの薄型化
付け根はそのままで、上の方をデザインナイフで削る。
左右からデザインナイフでカンナがけするのだが、左右バランスよく削ることが難しい。
「理想の形」を目指して削るが、「実際の形」のようになってしまう。
「理想の形」にするには、この道何十年と経験を積んだ職人か、工作機械でなければ無理ではないのか?
真ん中縦にマジックなどでラインが引ければ、それを目標に削ることができそうだが、ラインを引くことが難しそうだった。
(3)ヘッド部の動力パイプの位置変更
キットでは、頭の動力パイプの接続位置が実際と異なっている。
これを正しい位置に改造した。
ノーズとヘルメットの接続部分を一旦パテ埋めしてきれいに成形。
動力パイプがはまるノーズ上面を円筒形に削る。
3mmのプラ棒を削った部分に埋め込み、動力パイプの位置を少し上に持ち上げプラ棒と接着。
(4)ランドセルの穴あけ加工とバーニア追加
このキットではランドセルにバーニアはない。
宇宙空間で使用されるザクをイメージしての作成なので、バーニアは必要だろうと思ったので、四角い穴をあけた後、裏にプラバンで裏板を張り、バーニアを接着した。
ランドセルの下に四角い穴をあける。
どうやってあけるか悩んだが、ホットナイフを使用してみた。はんだこての先にナイフがついたやつだ。
しかし恐れていた通り、熱で一部が変形してしまった。なんとか修正することにする。
穴をあけた後、ヤスリできれいに矩形に成形するのが難しい。
図1のように、ヤスリの幅に対して成形する幅が広いので、ヤスリの位置をずらしながら削ることになる。そうすると、A-Bのラインがきちんと直線にならない。
かといって、図2のように、横からヤスリを入れることはできない。
一旦パーツを切り離し、成形してから再び接着し、合わせ目消しする方法も考えたが面倒だ。
今回は図1の方法で普通に削ったのだが、後で、図3の方法を思いついた。矩形と同じ幅にプラバンを切ってそれに紙やすりを張り付けて、削る。
プラバンが薄いと変形するだろうから、厚手のプラバンを使うとよさそうだ。
次回機会あれば試してみよう。
(5)足の裏のバーニア追加
足の裏にも穴をあけ、バーニアを追加した。
最初、真ん中に細いピンバイスで穴をあけ、太いピンバイスに入れ替えて穴を大きくする。
さらに半丸ヤスリで削って穴をバーニアの太さまで広げる。
バーニアを穴に接着して完了。
バーニア周りの6個の点は単にシルバーで塗装しただけです。
(6)ひざ裏の肉抜き穴埋め
ひざのパーツには肉抜き穴があるので、パテで埋めた。
(7)ザクマシンガンの肉抜き穴埋め
ザクマシンガンの弾倉にも肉抜き穴があるので、ポリパテで埋めた。
(8)マーキングシール自作
ジオンマークや階級章などのシールを自作して張り付けた。
普通にガンダムデカールで良いのだが、生産数が少な目なのか手に入りづらい。
ジオンのマークは一番よく使うが、1つのデカールに少数しか入っていない。
今回、ジオンマークは1機につき4枚使用している。
グレーや赤のジオンマークは使わないのでいらない。黄色か白、できれば黄色が沢山欲しい。
使わないマークも沢山入っている。ガンダムデカールは値段も高いのでもったいない。
市販のインクジェットプリンターで自作できるデカールでは、下地の色が透けてしまう。
従ってどうしたかと言うとテプラで自作。高級なテプラになると画像データを取り込めるのだ。ただしテプラは厚みがあるのでそこはトレードオフ。
ちなみに、ジオンマークは黄色であるべきと思っているのだが、テプラで透明YELLOWインクというものが見当たらないので、透明WHITEインクを使った。
Photoshopでイメージをデザインし、テプラにデータを取り込み印刷。で、縁をきれいに切り取って張り付ける。
なお、ショルダーアーマーのジオンマークも最初テプラで作成したが、曲面になじめず、剥がれてくるので、ここだけはあきらめてガンダムデカールを貼った。
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