1mlスポイト 60mlスポイトボトル
プラモデル塗料のうすめ液などの溶剤を扱うときに、写真のサイズのスポイトと容器が使いやすかったので紹介しておく。
うすめ液の容器が大きくてそのままでは使いづらい
プラモデル用の塗料うすめ液などの溶剤は、より大容量の方がコストパフォーマンスに優れるため、特大サイズをよく買ってくるのだが、容器が大きくてそのままでは使いづらい。
クレオスは400mlが最大だが、ガイアノーツは1ℓサイズが最大で、大きくて重いので、小さな容器に小分けして使いたいのだ。
小分けせずに使う場合、例えば、クレオス、ガイアノーツは別売りで注ぎ口も売っているが、巨大な容器は持ちづらく、容器を傾けても、中身が大量に出てしまう。
クレオスの注ぎ口(別売)
ガイアノーツの注ぎ口(別売)
しかもガイアノーツの注ぎ口の形状は、下の図のように中身が放物線を描いて出るので、この状態で使用すると、実際には緑色の付近に中身が落下するので、注意が必要だ。
クレオスの注ぎ口は使いやすいとの話も聞くが、ウォルにはうまく使えず、中身がドバーっと必要以上に出る。
なので、注ぎ口は、巨大容器から小分容器に移し替える時は便利だが、塗料皿に入れる時はとても使いづらい。
従って、塗料皿に溶剤を入れる時は、必然的にスポイトの出番になるのだが、プラモデル用品で一般的に良く売っているスポイトはサイズが小さいものが多い。ガイアノーツの1ℓサイズだとスポイトが容器の底まで届かない。
スポイトが届かない
下記写真のスポイトと容器(ドロッパーボトル)を買ってみたら使いやすかった。
スポイトは商品名がケミカルスポイトと書いてあり、容器はスポイトボトルと書いてある。
スポイト
ガイアノーツの1ℓサイズに対して、スポイトは1か2mlサイズが使いやすい。
下の写真左が1mlサイズ、写真右が2mlサイズのもの。
ガイアノーツの特大サイズだと、1mlサイズは底まで微妙に届かない。2mlだと底まで十分届く。
なお、写真の1mlサイズはアマゾンで購入したもので2mlサイズはホームセンターで購入したもの。近くのホームセンターには2mlサイズより大きいサイズしか売ってなくて、1mlサイズをアマゾンで追加購入したのだ。
1mlサイズのスポイトはどこまでが1mlかと言うと、目盛が付いていて、下写真の赤矢印のところまでが1ml。
この1mlのスポイトで目一杯吸い上げてハンドピースに入れたら、カップ2/3くらいの高さまで入った。

写真はクレオスのハンドピースでカップサイズは10ccなので、1mlのスポイトで目一杯吸い上げると、4~5ml(cc)くらい入るようだ。
ちなみに2mlのスポイトで目一杯吸い上げると、10ccカップになみなみと入ったので、8~9ml(cc)くらいのようだ。
ちなみに5mlのスポイトになると、目一杯吸い上げたとき、先端からポタポタ垂れてくるので、あまり良くない。
容器(スポイトボトル)
このような容器って普通何て言うの? 単に容器だとなんの容器かわからないし、 ドロッパーボトル?オイラー? 商品名はスポイトボトルって書いてあるけど、スポイトボトルって名称は知らなかったな。
購入した容器は先端に穴が空いてなかったので、ピンバイスで穴を開けた。
自分で先端を開けるのは面倒な気もしたが、自分で好きな太さの穴を開けてくださいと言うことだろう。
一般の人なら、なんだ穴が開いてないじゃん!使えねー、と言うかもしれないが、モデラーならピンバイスくらい持っていて当然なので全く問題ない。
また100円ショップで購入したシールを貼って溶剤の種類を区別した。
購入したのはこの容器シリーズで一番大きかった60mlサイズ。うすめ液の小分け容器としてはちょうどよいくらいのサイズ感だと思うが、ハンドピースの清掃用にガンガン使うとすぐ無くなるので、清掃の溶剤用としては同じものを2本用意しておくと良いかもしれない。
スポイト、容器購入先
スポイト
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↑1mlのスポイトで目一杯吸い上げると4~5cc(ml)くらい、2mlのスポイトで目一杯吸い上げると8~9cc(ml)くらい入る感じ。
容器
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↑記事で説明したように、先端に穴が空いていないので自分で開ける必要がある。
モデラーなら当然ピンバイスくらい持っているよね?なかったらピンバイスとか千枚通しとか用意しておいてください。
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