AMK製クフィル(エリア88・サキ・ヴァシュタール機)製作しました

スケールモデル

AMK製クフィル(1/72)を製作しました。
ハセガワ製のサキ・ヴァシュタールデカールを貼っています。
識別帯は塗装で再現。擦り合わせが必要な箇所が多く、どこがあたっているか判明したものは記事に書いておいたので、これから作る人の参考になればと思います。

1.特徴

使用キットはアヴァンギャルドモデルキット、略してAMKである。中華メーカーでモールドが細かく情報量が多い。パーツの合いはほぼ合うが、微妙に合わない箇所が多く、擦り合わせは必須である。

AMK製クフィル、プラモデル箱
AMK製 クフィル プラモデル

日本製だとハセガワ製のクフィルがあるが、ハセガワ製はかなり古いキットなので、凸モールドだったり、射出座席の造形が簡易的だったりする点が残念である。
全体的な形状はハセガワ製の方がスリムで、AMKの方がやや太め、ウォルはハセガワ製の形状の方が好みである。

ハセガワ製 クフィル プラモデル

ハセガワ製は部品数が少なく、AMK製は小さな部品が多く、ガンプラで言えば、ハセガワ製がHG(ハイグレード)、AMK製がRG(リアルグレード)のような感じである。
従って、初心者はハセガワ製を製作した方が良いと思う。値段もハセガワ製が安い。

1.1.AMK製の特徴

・クフィルC2とC7が選択式で製作できる。
 C2、C7で別パーツを使用する場合と、一部削ったりして加工する箇所がある。
・一部、アンダーゲートが使用されている。
・凹モールドで、情報量が多い。
・ハセガワ製よりも細かくパーツ化されている。艦船モデルのように小さい部品が多い。
・全体の形状は、AMK製もハセガワ製も大体同じだが、よく見ると色々異なっている。
・パイロットフィギュア無し。(ハセガワ製も無し)

2.製作のポイント

・ピッタリはまらない、微妙に形状がずれているパーツが多数あり、削ったり調整が必須。
・極小部品が多い。紛失注意。
・点や線で接着しなければならないパーツも多い。瞬間接着剤が必要。

3.製作

3.1.コックピット部の製作

3.1.1.コックピット部、射出座席の製作

コックピット部はつや消し黒で塗装し、ドライブラシをかけた。

コックピット部
コックピット部の製作

射出座席はクフィルC2とC7の選択式である。今回C2で組み立てた。
造形は素晴らしく、頭の上にある黄色い2つの輪の部分(フェイスカーテンハンドルと呼ぶ)、がここもきちんと部品化されている。

コックピット部完成
完成したコックピット部

↑射出座席はまだ接着していません。乗せただけです。

計器類はキット添付のデカールを貼った。
キットをそのまま組み立てて塗装するだけで十分精密なコックピット部が完成する。

射出座席
射出座席

マスキングテープ細切りにして、シートベルト作った。

3.1.2.コックピット部を胴体に組み込む時の注意

コックピット部が完成したら、左右の胴体にはさみこんで接着するが、何かが当たってピッタリと閉まらない注意

コックピットを挟んだ胴体
ピッタリ閉じない胴体

どこがあたっているか、結局よくわからなかったのだが、当たっていそうな箇所を手当たり次第に削って、入るように収めた。

コックピット部を胴体に収める
コックピット部を胴体に収める

3.2.仮組と調整

3.2.1.仮組

コックピット部が胴体に収まるようになったので、翼など大きな部品をテープでくっつけて全体の様子を見る。

全体仮組
仮組

ほぼピッタリ収まるのだが、また1箇所気になる個所があった。

3.2.2.主翼の付け根部に注意

よく見ると、主翼の付け根部分が少し浮いていてピッタリはまっていない。注意

翼の付け根

どこがあたっているか調べたら今度は原因が分かった。

翼裏側
脚収納庫

白い部品は脚収納庫の部品であるが、これを外すとピッタリ収まるので、これがどこかに当たっていると思われる。

脚収納庫が当たる個所
脚収納庫が当たる個所
ピッタリ胴体に収まった脚収納庫
ピッタリ胴体に収まった脚収納庫

3.3.3.謎の穴

主翼の真ん中に意味不明の四角い穴が空いている。注意
ちなみに下の丸穴は航空灯のクリアパーツを取り付ける穴。

主翼写真
謎の四角い穴

ちょうどこの裏側から主脚を差し込む穴のようである。美しくないのでパテで埋めた。

3.3.4.胴体の接着

胴体と先端のパーツが分かれており、接着したときにわずかに段差になる。注意

段差が見えるとみっともないので、ここは接着したあとパテ埋め、しっかりヤスって合わせ目を完全に消した。ポイント

コックピット部分を挟んで胴体を接着。合わせ目をパテで埋める。

胴体上部
パテ埋め

消えたモールドをカッターで彫り直しました。

翼端がけっこう透けるので、サーフェイサーを吹いておいた。

ここまでの状態。

機体上面
機体上面

主翼はまだ接着していません。細く切った両面テープで貼り付けています。

機体下面
機体下面

3.3.5.C2の場合削る箇所

このキットは、クフィルC2とC7を選択式だが、C2の場合削る個所がある。

金属ヤスリで大まかに削ってから、紙やすりで整えた。

3.3.6.コックピット後方アンテナの自作

以前作ったハセガワ製のキットには、コックピット後方のアンテナがあるが、AMK製キットにはない。

ハセガワ製クフィル, AMK製クフィル横
ハセガワ製クフィルと製作中のAMK製クフィル

0.3mmプラ板で自作した。ポイント

穴を開けて差し込んで接着。

3.3.基本塗装

3.3.1.基本塗装

各メーカで色の指定が異なるので迷った。

各メーカーの指定色

結局、自分の感性で下の写真の塗料で塗装することにした。

機体の塗装に使用する色
機体の塗装に使用する色

機体のパネルラインを黒で塗装してみたが、下手なのでどうも汚い。

機体上面
パネルラインを塗装

気を取り直して、機体の下面、上面を塗装し、コピックモデラー0.02黒でスミ入れを行った。

機体下面
機体下部を塗装&スミ入れ

機体上面を最初にデザートカラー(C313)で塗装した。

機体上面
機体上面を塗装&スミ入れ

3.3.2.迷彩模様の塗装

ブルタックとマスキングテープでマスキングして、グリーン、ブラウンの順に塗装。

塗装パターンは、ハセガワ製クフィルC2サキ・ヴァシュタール機の塗装パターンを真似てある。

機体上面
基本塗装完了

デザートカラーの領域が大きくて、ブラウン、グリーンが少なくて地味な感じがする。

3.3.3.識別帯の塗装

イスラエル航空宇宙軍(IAF)の独特な識別帯は、キットに入ってないので塗装する。
ハセガワ製クフィルのデカールの形状をそのままコピーすれば良いかと思ったが、本キット(AMK製)とハセガワ製で主翼の角度が微妙に異なるっぽい。

ハセガワ製クフィル識別帯デカール
ハセガワ製クフィル識別帯デカール
角度を測っている
AMK製クフィルは60°

完璧に測れないので間違っている可能性があるが、ハセガワ製クフィルの主翼の角度は62°だが、AMK製クフィルの主翼の角度は60°で、ハセガワ製の方が若干縦長のようである。

形状を正三角形としてマスキングを作成し、結局こうなった。

切り出したマスキングテープ

また、作成したマスキングの貼る位置は下記の通り。

模型に貼り付けたマスキングテープ

いよいよ塗装する。
最初にホワイトで下塗りしてから、イエロー、ブラックの順に塗り重ねたかったが、すでに貼った内側の三角デカールを剥がしたくなかった(苦労して位置を微調整したので)ので、ブラック、ホワイト、イエローの順で塗装することにした。

識別帯ブラックを塗装
ブラックを塗装

ブラックを塗装した。

エアブラシで吹くとき、マスキングテープの下に塗料が入り込まないように、塗料濃度をあまり薄くしすぎないで、弱めにふわっと吹き重ねるようにする。するとつや消しになるが、ふわっと吹き乾いた後に、強めに吹けば塗料が入り込まずに光沢になる。

識別帯を塗装

真ん中の三角を剥がし、周り(ブラックの部分を)マスキングする。次にイエローで塗装するが、イエローは最も発色しない隠蔽力の低い色なので下地を一旦ホワイトで塗装しておく。

識別帯を塗装

C329イエローで塗装したが、レモンイエローのような色合いなので、さらにC58黄橙色で塗り重ねた。

識別帯を塗装

下地がグレーっぽい色の場合、実際に塗装するとサンプル色より青っぽくなる(黄色が黄緑色になる注意)ので、1~2ランク赤寄りの色をチョイスするくらいでちょうど良い。ポイント
C4で塗りたければC329、UG03で塗りたければC58くらいで塗装すると良い。

塗装した識別帯

特にはみ出しもなく塗装できた。

横から見た胴体

尾翼上部は、ハセガワ製クフィルの説明書だと機体下面色(明るいグレー)だが、派手にしたかったし、ミッキーのトムキャットなどのようにイエローで塗装した。
なお、コロンビア空軍のクフィルもここはイエローである。

3.5.基本組み立て

3.5.1.主翼部分

翼端部分にある謎の穴。クフィルの航空灯は赤三角で塗ったところにある。

主翼左拡大写真

なんだこれ?ハセガワ製のキットにはない。説明書にはここに取り付けるクリアパーツをクリアレッドとクリアブルーで塗るよう指示されている。

説明書拡大図

調べても穴らしいものがあるのは分かったが、何かはよくわからない。コロンビア空軍のクフィルを見ると飛行機の角度によっては白く見える。
レッド、ブルーでは塗装せずクリアのまま取り付けることにした。

これが当たって主翼の上下がはまらない。穴の直径をゴッドハンドのスピンブレードで広げたがまだ入らない。クリアパーツの高さをヤスリで削って収めた。

3.5.2.胴体・主翼の接着

胴体と主翼を接着。

胴体と主翼

胴体と主翼を接着したら、段差ができた。仮組の時、うっかり気が付かなかった。注意

とりあえず、力で押さえつけて、ぐるぐる巻きにして固定。

ちょっとはマシになったが。右側はまあまあ。

さらに翼の付け根に隙間がある。AMKの精度過信しすぎたな。汗。

パテで埋める。上面は黄色っぽいやつ、下面はグレー(パテというよりサーフェイサーだが)。

パテ

胴体と主翼の段差、パテで埋めて削って、塗装し直した。

だいぶマシになった。

前脚の前にあるフタはまだ接着していない。場合によっては機首におもりを入れなければ尻もちをつくい可能性を考えてだ。ポイント
結局はおもりは必要なかった。
ただしここも少し削らないときちんと収まらない。

3.5.3.脚の取り付け

主脚はパーツがホイール部分とタイヤ部分に分割されている。

分割しているので塗装分けは楽だが、合わせ目消しはしなければならない。

タイヤ&脚を組立て、瞬間接着剤で本体に接着した。

3.6.デカール類の貼り付け

尾翼の獅子、A-88、H-728Aのマークは、ハセガワ製クフィルから使用、それ以外は、AMK製クフィルから使用。

模型とデカール

マークソフターを使ったら、数か所塗膜が持って行かれました。注意

尾翼拡大

模型の方にマークソフターを塗っておいて、しばらく時間が経ってからデカールを貼り付け、位置調整のためにずらしたら、デカールは破れなかったが、塗装が剥がれた。

塗装は水性ではなくラッカーだが、注意しないと傷めるようだ。

翼端のバーコードのようなマークは、マークソフターで柔らかくして半分裏側に折り返した。

728のナンバーはキットにはないので、テプラで自作。ポイント

テプラ自作デカールの方法についてはこちらの記事を参照のこと。

3.6.細部の製作

3.6.1.エンジンの塗装と組立

エンジンを塗装、組み立てた。クフィルのエンジンはファントムのエンジンと同じなので、ファントムのエンジンの写真などを参考にすると良い。ポイント

エンジンのパーツ
エンジンのパーツ

説明書では、内部を白で塗装する指示があったが、薄グリーンで塗装した。新品はたぶんこのような色である。使用しているうちに酸化して白っぽくなるようである。
フィンは焼鉄色で塗装したが、胴体に組み込むとほぼ見えなくなる。

組み立てたエンジン
エンジン

エンジンナセルの部分は、焼鉄色を基本に、クリアオレンジ、クリアブルー、クリアブラウンを少し吹き付けた。
焼鉄色1色ではなく、色々複雑に色を絡めるとリアル感を増す。ポイント

3.6.2.HUDの組立

キット付属のHUDはぶ厚いので、0.3mm透明プラ板を切って木工用ボンドで張り付けた。

0.3mmでもぶ厚い。2枚少しずらして重ねてある。透明プラ板のエッジは黒で塗ってある。

3.6.3.キャノピーの塗装と組立

キャノピーはマスキングして塗装した。

マスキングテープをピンセットで貼ったとき、ピンセットで傷をつけたようである。

傷のついたキャノピー

800番→1000→2000→4000→6000→8000→10000番でヤスって傷を消した。

細長く切り出したマスキングテープを貼って、真ん中は、マスキングコート(マスキングゾル)で埋めた。裏表両側ともにマスクしてある。表は機体色、裏は黒で塗装する。

塗装がはみ出た箇所は、爪楊枝で削り取る。塗装不足している部分は、筆で塗り足した。

縁の部分を黒マジックで塗った。縁や裏を黒で塗っておくと引き締まる。ポイント

バックミラーを取り付けた。表は黒、裏はシルバーで塗装。

キャノピーがきちんと閉まらない。右側面(グリーンで塗装された方)は合うが左側面(ブラウンで塗装された方)が合わない。注意

胴体とキャノピーの断面形状が合っていない。形状が合っていないのはあきらめるとしても、左右のバランスをとるために、もうちょっと左側面(ブラウン塗装)側に寄せたいが、何かに当たってずれない。

上の写真の赤で囲ったところを削ってみたがそれでもずれない。

コクピット後方右側のボックス(下の写真の赤で囲った部分)がキャノピーに当たっているようである。ここを削った。

また、キャノピーが少し浮いているのでオレンジで囲ったところも削った。

今度は風防も合わない。

下の図のように、赤で塗ったところをヤスリで削った。

これでやっと満足できるレベルで合わせることができた。木工用ボンドで接着。

微妙な隙間には、水で溶いた木工用ボンドを流し込んだ。
風防はクリアブルーで塗装するか迷ったが、USAのクフィルはキャノピー全体がクリアブルー、それ以外のクフィルは特に塗装されていないようであるので塗装しなかった。

キャノピー、色々いじりまわしたおかげで、塗装が剥げてしまったぞ!

3.6.4.ヘッドライト

ヘッドライトは透明パーツである。裏をシルバーで塗装してからグレーで塗装した。

また、前輪脚に瞬間接着剤で取り付けた。

3.6.5.武装類

キットに添付の武装・タンク類は、
・Python-3 ×4(イスラエル開発のミサイル)
・Mk82 ×4(500ポンド無誘導爆弾)
・GBU-12 ×4(Mk82の誘導爆弾バージョン)
・Griffin LGB ×4(イスラエルの誘導爆弾)
・Center tank ×1(真ん中の燃料タンク)
・Wing tank ×2(翼の燃料タンク)

であるが、今回、
翼の増槽燃料タンク×2、サイドワインダー(ミサイル)×2、Mk82 ×6とした。
サイドワインダーとMk82はハセガワのウェポンキットである。

AIM-9(サイドワインダー)

デカール真っすぐに貼れない。どうしてもくるぅんって、回転してしまう。

Mk82(500ポンド爆弾)

ハセガワのMk82を乗せた。長さがちょっと長いので、真ん中の爆弾の信管をカットしてしまった。

4.完成

5.使用したもの

5.1.使用塗料

使用した主な塗料類

〇サーフェイサー:一部のみ使用 Mr.サーフェイサー1000(C)
機体上面イエロー:C313 イエローFS33531(C)
機体上面ブラウン:C310 ブラウンFS30219(C)
機体上面グリーン:AT-02 ライトグリーン(G)
機体下面グレー:C338 ライトグレーFS36495(C)
識別帯:C329イエローFS13538(C)→C58黄橙色(C)
翼端灯:C8シルバー(C)→X-23クリヤーブルー(TE)、X-27クリヤーレッド(TE)
□脚格納庫など:C316 ホワイトFS17875(C)
タイヤ:XF-69 NATOブラック(TA)
▼スミ入れ:コピックモデラー 黒 0.02

※(C)クレオスMr.カラー、(G)ガイアノーツ、(TE)タミヤエナメル、(TA)タミヤアクリル

5.2.使用キット

本記事で製作したクフィル

AMK製クフィル1/72

アバンギャルドモデル 1/72 イスラエル空軍 IAIクフィル C2/C7 プラモデル AGM86002

ハセガワ製クフィル(エリア88 サキ・ヴァシュタール機)

このキットのデカールを使用。

ハセガワ クリエーターワークスシリーズ エリア88 クフィル C2 サキ・ヴァシュタール 1/72スケールプラモデル 64751

ハセガワ製ウェポンⅠ

AMKキットにはMk82が6発しかない。爆弾を沢山乗せるために使用した。

ハセガワ 1/72 アメリカ空軍 エアークラフト ウェポンI プラモデル X72-1

ハセガワ製ウェポンⅤ

サイドワインダーはここから使用。

ハセガワ 1/72 アメリカ空軍 エアクラフトウェポンV アメリカミサイルランチャーセット プラモデル X72-9

ハセガワ製クフィル(通常版)

値段はAMK製よりこちらの方が圧倒的に安いが・・・。

ハセガワ 1/72 イスラエル空軍 クフィル C2 プラモデル B7

6.おまけ ハセガワ製とAMK製の形状の違い

ハセガワ製の方が全体的にスリムで、AMK製の方が全体的に太めな感じである。
どの箇所において、どちらが実機に近いのかはよくわからないが、形状の気が付いた点を記載しておく。

6.1.機種の形状

機種の形状は、ハセガワ製がスリム、AMK製が太めである。AMK製の方がコックピット幅がわずかだが広いので、パイロットフィギュアを乗せやすいと思われる。ハセガワ製は狭すぎてパイロットフィギュアを乗せるのは至難の業である。
また風防の正面の形が、ハセガワ製が長方形で、AMK製は台形である。

6.2.尾部の形状

一番後ろの形状が、ハセガワ製は尖っていて、AMK製は丸みを帯びている。
実機はハセガワ製の尖っている方が正しいように思える。
機体後面下部の突起部、フレア、チャフの放出口の造形も異なる。どちらの形も存在するようだ。
もしかしてAMK製の形状からフタ?の部分が無くなるとハセガワ製の形状になるのか?

6.3.尾翼前のエアインテーク部分

尾翼前にあるエアインテーク部分は、ハセガワ製の方が細長く、AMK製の方は若干寸胴に見える。
どちらの形状も実機で存在するように見える。

6.4.前輪脚の形状

前輪脚の形状は、ハセガワ製は直線的な形状だが、AMK製はY字型になっている。この部分はどの写真を見ても隠れて見えないのでどちらが正しいのかわからない。

6.5.主翼の形状

主翼の翼端のエッジの形状、ハセガワ製は滑らかな曲線で、AMK製は直線的に折れ曲がっている。
翼端の形状はハセガワ製の方が実機に近いと思う。

また、ドッグトゥースがハセガワ製は浅く、AMK製はやや後ろにより深く切り込んでいる。
さらに主翼の角度が異なり、主翼はハセガワ製の方がわずかに縦長である。

6.6.推察とまとめ

もしかすると、ハセガワ製の方は初期に作られたイスラエル機をモデルにしてあって、AMK製の方はそれより後期に作られた、コロンビア機、エクアドル機をモデルにしているのかもしれない。
あるいは、ハセガワ製はクフィルC2、AMK製はクフィルC7をモデルにしてあるので、C2とC7で微妙に形状が違うのかもしれない。

クフィル図面

↑少し誇張して描いてみたがが、青がスリムなハセガワ製で、赤がマッシブなAMK製のイメージ。

いずれにせよ、ウォルとしては情報量の多いAMK製は魅力的だが、全体の形状ではスリムなハセガワ製の方が好みである。

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