R2-D2 1/12 光沢仕上げで製作しました

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バンダイ R2-D2製作しました。

キット内容の確認

前回すでにBB-8を製作済だ。今回R2-D2を製作した。


R2-D2で使用するランナーは、A(多色成形)とB1(ホワイト)とC1(シルバー)。

製作コンセプト

綺麗組み立てとする。汚しはしない。新品ピカピカ光沢塗装にしたい。

ところで、以前にR5-K6を作っている。R5-K6はR5-D4の塗装塗り替えで作った。このとき同じ箱に入っていたR2-D2はどうしたのだ?と思ったかもしれない。
実は、すでに製作済だったのだ。ブログでは紹介していないだけで。
下記写真がそれです。だから今回はR2-D製作の2体目である。
※上記写真は、以前に制作したR2-D2で本記事のR2-D2ではありません。

このときは、頭部を上下に走る上下ライン(下図赤ライン)の合わせ目消しは行ったのだが、他の合わせ目消しは行わなかった。従って今回は他の合わせ目も消してみようかと。
この頭部を上下に走る合わせ目は目立つので、合わせ目消しの技術がある人はぜひ消した方が良い。他の部分の合わせ目は目立たない(気にならない)し消すのが難しいので、簡易的に作る場合は合わせ目消しはココだけでも良い。

仮組

しなかった。前回一度製作しているし。だいたいわかっているつもり。

造形

頭部の後ハメ加工、合わせ目消し

製作コンセプトで説明したが、ここの合わせ目は消しは目立つので行っておきたい。

A18やA6などのパーツを挟んで、C1-6,7を組み立てる順番になっているが、最初にC1-6,7を接着して合わせ目消しをしてから、A-18やA-6を取り付けられるようにする。
A-18パーツを赤点線でぶった切る。
前回R2-D2を制作したときは合わせ目消しはここだったのだが、今回は、下写真赤丸で囲った部分も消したい。
※注:写真はすでに合わせ目消しをすべて完了したあとの写真です。

さらにA-18パーツをバラバラにする。

後ハメできるか確認したが、A-6パーツの後ハメが難しい。なかなか入らない。
通常は先にA-6を矢印の方向に差し込んでからC1-14を組み立てる順である。合わせ目消しをするには、先にC1-14を接着し合わせ目消し後、あとからA-6を入れなければならないが、これが入らない。
内側(矢印方向)からA-6を入れられるように、赤四角枠を切り取ったが、何かにあたってA-6が入らない。
赤四角枠部分に切り残しがあって入らなかったようだ。下方向から見ていたので、見えなかった。削ったら入るようになった。

上写真赤丸部分の合わせ目消しも行い、サーフェイサー(シルバー)を吹いた。

頭部のシルバーは、フラットなシルバーとしてクレオスC8を使った。

脚部の合わせ目消し

脚部は赤点線の部分の合わせ目を消した。

下の写真は脚下部についている箱。ザクの脚のミサイルランチャーポッドみたいな部分。
ここも合わせ目消し。

クリアパーツへの置き換え

頭部の丸ライトが光る部分は、穴を開けてHアイズを仕込んだ。
Hアイズはそれぞれ、クリアレッドとクリアグリーンで塗装。裏にはキラキラテープを貼って、光を拾うようにした。

脚部曲がってない?

正面からみると、脚部がくの字に曲がっているように見える。
点線は少し強調して大きめに曲げてある。
初めから曲がっているのか(そういう設計なのか)、取り付け方が悪いのか、曲がってしまったのか、わからん。

塗装

白色パーツ

白パーツは下地をウイノーブラック(光沢黒)で塗装しておいた。そのあとクールホワイト(光沢白)で塗装した。

青色パーツ

ブルーパーツはウイノーブラック(光沢黒)で塗装しておいた。そのあと、スターブライトシルバーで塗装、さらにクリアーブルーでキャンディ塗装。
クリアーブルーは、クリアブルーとクリアーピンクを混ぜたものを使用した。
クリアブルーだけだとシアン寄り(緑っぽい)なのでピンクを加え、紫寄りの色にした。

銀色パーツ

頭部シルバーはフラットなシルバーにしたが、ボディ部の各細かいシルバーパーツは下地をウイノーブラック(光沢黒)で塗装、その上からスターブライトシルバーで塗装し、ギラギラシルバーに。

下記写真のパーツはシルバーとブルーに塗り分けが必要。A-23とC1-31は赤で囲ったところをブルーで塗装する。
C1-31、C1-24のブルー部分は、サークルカッターでマスキングシートを切り出して貼り付けて塗装した。

ボディの赤枠部分を忘れずにブルーで塗装。
だけど、マスキングミス。青塗料がはみ出してしまった。青部分をマスキングしてホワイトを吹きリカバー。

ボディ両サイドの青部分は合わせ目があるけど、ここにシルバーパーツをはめると、わからなくなるので、合わせ目消しはしなかった。

足の裏のローラは?

足の裏のローラは何色?金属製なのかゴムなのか。
金属だとすり減ると回転しなくなりそうだし、ゴムだと劣化するから定期的に交換が必要だろう。ゴムだということにして黒で塗装した。

組立

押し込んだら割れた

組み立ての途中、分割したA-18パーツを頭部パーツに押し込んだら、目消しを行った箇所が割れてしまった。
組み立てた青パーツを外していき、再び接着し、サーフェイサーを吹いて、合わせ目消しのやり直し・・・・・。

クリアランスなさすぎ

脚のパーツだが、隙間ができてピッタリはまらない。右脚左脚ともに隙間がある。
R5-K6のときはピッタリはまったので、こういう仕様ではないはず。シルバーのパーツが奥まで入っていないようである。B1-10からC1-19を一旦取り外すが、ガッチリはまっていて全く外れない。外すのにとても苦労した。
C1-19パーツを各箇所削りこんで、再度入れたら隙間はなくなった。
どこがあたっているかわからないので、接触する箇所をすべて削った。

ボディパーツも隙間ができてピッタリはまらない。
内部の各パーツを一旦外して、各箇所を削り込んで奥まで入れたら、ピッタリはまった。
こちらもどこがあたっているか全くわからないので、接触する箇所全てを削り込んだ。
内部各パーツを一旦外してと書いたが、ここもガッチリはまっていて、外すのにとても苦労した。

どうしてこんなにキツキツなんだろう。

また割れた

頭部の割れを修復して、ブルーパーツも削って入りやすくし、注意して組み立てたけど、また割れた。
ここまで組み立ててしまっては、再度分解しての修復はもう無理。
無理に分解しても、あちこち傷だらけになるだけだし。

頭頂部の台形のカバー部は、オプションパーツを取り付けるため、取り外し可能になっている。しかし触るとすぐに外れてしまうので、粘土(ブルタック)を入れておいた。


難易度高し、ボディサイドの合わせ目消し

ボディ両サイドの合わせ目消しが難題である。
ブルーの部分は、あとでシルバーパーツをはめ込むので、合わせ目は目立たなくなるので、無視。
腕の周りもシルバーパーツをはめ込むので、合わせ目は見えなくなる。

胴最下部の合わせ目が段落ちの下にあるのでヤスリ処理が難しそうである。
R5-K6のときは合わせ目消しをせず0.1mmのプラシートを貼り合わせ目を隠したが、プラシートが接着剤で溶けて歪んでしまった。歪まないよう厚めの0.3mmのプラシートを切り出したが、合わせてみると、段差が完全に埋まってしまう。

合わせ目をサーフェイサーなどで埋めたが、消えないので次に瞬間接着剤を使ったが、予想通り瞬間接着剤のあとが消えない。
瞬間接着剤のあとは消したが、上記写真のように塗装部と塗装が露出した部分がムラになると、この状態から白は塗装できない。試しにベースホワイトを吹いてみたが隠蔽力が低くだめだった。白サーフェイサーなら隠れるのだろうか?持っていなかったので、グレーのサーフェイサーを吹いてから再び白を吹く。どんどん厚塗りになっていく。
マスキングミスで白い塗料が青部分についてしまった。しかしはめ殺しなのでもう外すことはできない。レタッチしてもキャンディ塗装がムラになるだけなのでしない。
銀色パーツにも白塗料がついてしまった。外れないか試してみたがやはり外れなかった。しかも、外そうとしたときの傷が残ってしまった。

厚塗りになってきてスジボリが埋まってきたので、掘り起こしたらミスした。
こんな風にリカバーしようとして、さらにミスし、二次被害を出すんだよな。

足のパイプ

足のパイプは0.9mmの真鍮線に置き換えた。

オプション

オプションを組み立て塗装した。
ペリスコープの組み立て方がさっぱりわからない。
B1-11とB1-12がはまらない。接着剤でくっつけたけど、この組み合わせ方向でよかったのか?

仕上げ

スミ入れ

コッピクモデラー ウォームグレーでスミ入れした。
エナメルかMr.ウェザリングカラーでスミ入れしようかと思ったけど、コピックモデラーを使った。光沢塗装にはなっているが、流し込み系のスミ入れだと拭き取り時に汚れが取れなくなりそうな予感がしたからだ。

色味が合わない

ボディに脚(腕?)を組み合わせてみたら、色味が合わない。脚の方が若干青っぽい。
ボディは厚塗りになってしまったので完全に塗料のホワイトだが、脚は薄塗りなので下地のブラックが影響して僅かに青味があるのだ。

脚はもう組み立ててしまったので、脚にホワイトを再塗装しボディの色と合わせることはできない。マスキングが困難だ。従って現在マスキングされた状態のボディの方を再塗装する。
これ以上厚塗りになるのはイヤなのだが。
ホワイトにごく少量ブルーを混ぜた色でボディを再塗装した。
今度はボディと脚の色味が一致した。

頭が入らない

頭を組み立てようとしたがボディに入らない。少し力を入れると、みしっ、メキッと音がする。やばい。力任せに入れると、どこかの接着合わせ目消した部分がパッカリ割れそうな音だだ。

無理せず削ることにした。ボディ前後に隙間ができていたので削ってピッタリ合わせたと思ったのだが、前後に長くなっていたのだろうか。かなり削ったが入るようになった。

完成




使用塗料など
サーフェイサー:GS-06サーフェイサーエヴォ シルバー(ガイアノーツ)
頭部シルバー:C8シルバー(クレオス)
胴部シルバー:下地 GX2ウイノーブラック(クレオス)
→121スターブライトシルバー(ガイアノーツ)
ブルー:下地 GX2ウイノーブラック(クレオス)
→121スターブライトシルバー(ガイアノーツ)
C50クリアーブルー(クレオス)+GX105クリアーピンク(クレオス)
前面レンズ1:X-27クリヤーーレッド(タミヤ)
後面レンズ2:X-25クリヤーグリーン(タミヤ)
スミ入れ:COPICMODELER 0.02 Warm Gray
▲ウェザリング:なし

撮影



まとめ

前回R2-D2を制作したときに比べるととても苦労した。
全体的にキツくて入らない箇所が多かった気がする。成型色がグロスになっている影響だろうか。

使用キット

スター・ウォーズ BB-8 & R2-D2 1/12スケール プラモデル

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コメント

  1. km より:

    大変参考になります