スコープドッグ ラウンドムーバー 1/35 製作(筆塗り)

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ガンプラ(ロボット)
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ウェーブ社のスコープドッグ ラウンドムーバー装備、メルキア軍仕様、1/35 ST版を製作しました。筆塗りは苦手なのですが、筆塗りです!かっこいいです!

1.コンセプト

いつもはエアブラシで塗装するのだけど、スコープドッグは戦車のような感じなので、汚してなんぼである。エアブラシしたあと、ウェザリングは上手くできないので、筆塗りで行う。
筆塗りも苦手だがやってみる。

2.使用キット

使用キットは、(株)ウェーブ・ATM-09-ST SCOPEDOG ROUND MOVER 1/35 ST版

外箱

ウォルは、スコープドッグでラウンドムーバータイプが一番好きなのだ。昔々は、タカラから発売されていた。最近はウェーブや、プラマックス、バンダイがボトムズプラモ発売しているが、ラウンドムーバーがなかなか発売されなかった。
1/35だが、やっと発売されたのだ。

そして、ウォルは、バンダイの形状よりウェーブの形状が好みである。
バンダイは最近のガンプラもそうだが、形状がスリムでスマートすぎて、メカ的な武骨なかっこよさがない。ロボットはね、デブでずんぐりむっくりの方がかっこいいのだよ。

ST版はコックピットが無く、降着体型にもできない。できるのはPS版だが、このタイプはPS版の発売が無い。

キット内容

デカールの付属無し、クリアパーツ無し。

降着体型にできなくても良いし、カメラレンズはクリアパーツ無くてもHアイズで自作できるから困らないが、シートが無いのは残念だなあ。

3.製作

3.1. 仮組

胴体部分とヘッド部。ST版なのでコックピットやシートがまるまる無い。

胴体部とヘッド部

腰の部分。

腰部分

腰のアームパンチのカートリッジパーツは、R/Lと書いてあるので親切。

カートリッジのパーツ

腕のパーツ。緑は合わせ目消しのためのパテ。

腕のパーツ

手のパーツは、握った形状と武器を持つ形状の2種類。

手のパーツ

太もものパーツ。ヒケは各箇所にあるのでペーパー掛けしておく。

太ももパーツ

ラウンドムーバー。背中に背負うパーツ。

ラウンドムーバー

写真のパーツはあとからはめることができる。

ラウンドムーバー

先端部分はアトハメ加工する。

ラウンドムーバー
ラウンドムーバー

武器は、ヘヴィマシンガンとペンタトルーパーの2種類。

ヘヴィマシンガン
ヘヴィマシンガン
ペンタトルーパー
ペンタトルーパー

一通り仮組完了。

仮組

3.2.ディテールアップ

ターレットレンズ

3つのレンズは、標準ズームレンズ、精密照準レンズ、広角レンズとなっている。

真ん中の軸に、コトブキヤの丸モールドを追加。

精密レンズ、広角レンズは削って、Hアイズを埋め込む。

全体はガンクロームで塗装した。※ガンクローム:青味のあるシルバー

ターレットレンズ

ST版はクリアパーツの付属はないので、かっこよくするには自作しなければならない。

そこでHアイズを埋め込む。

ターレットレンズ
ヘッド部

アンテナ

アンテナ部分は、スプリングと真鍮線に置き換える。

マジックで印をつけておき、0.6mmの穴を空ける。

1mmのスプリングと0.5mmの真鍮線を切り出す。

アンテナ

金属の塗装は、プライマーを塗ってから塗装する。

手と腕

握りの部分、穴を空けた。

手の蝶番のような丸いモールド。もっさりしているので削り落とし、Hアイズをつけた。

腕のパーツ

モールドを入れた。ちょっとわかりづらいか。

腕のパーツ

アームパンチの薬莢が出る部分。彫刻刀で深めに彫りこみました。

腕

透けていますが、これ以上やると穴が開く。

胴のパーツにもモールドを追加。

胴

背中は小さいので、リベットは付けないが穴を空けた。

背中

腰アーマー

腰のリベットがもっさりしているので、削って、ウェーブの丸リベット(OP-532)2mmをつけた。

腰

モールドがもっさりしているので、丸リベットに置き換える。

脚の装甲

脚の部分にも丸リベット多数追加した。

足

ターンピック部分の溝を彫りこんでおく。

ターンピック

ターンピックの裏の抜き穴、忘れずに埋めておきたい。

ターンピック

かかと部分のモールドを削り落とし彫りこむ。ここは金型抜きの関係で凸になっているだけで、実際は溝が彫りこんであると思われるからだ。

かかと部分

この部分はモーターっぽい。インバーターでローラーの回転数制御してるのだろうか?
変更したいと思ったが、どう変更していいかわからなかったのでこのままにしておく。

足

ヘヴィマシンガン

ヘヴィマシンガンのグレネードランチャー発射口を彫りこんだ。

また、マシンガンの先端もカッターでぐりぐりやって穴を空けた。

なお、ピンバイスでぐりぐりやるより、カッターでやった方が位置がズレにくい。また、円錐状に彫りこむことができる。

付け根部分も穴を空け、モールドを追加した。

吊り下げるフックを作った。

ペンタトルーパー

合わせ目を消す。

先端の溝をまるい形状になるように、ピンバイスで穴を空けた。

先端の照準の部分の形状を彫りこんだ。

フック部分を自作。

ペンタトルーパー

この意味のよくわからないモールド削除。

ボルトの穴などを追加

ランドムーバー

合わせ目を消すとリベットも消えてしまうので、

丸リベットを接着する。

カッターで切り出すとき、パーツが飛んでいきやすいので、裏にテープを貼っておくと飛ばさないで済む。また、極小パーツを拾うときは、カッターの先端で刺すようにするとよい。
カッターで保持したまま、接着面に配置し、流し込み接着剤を間に入れる。

他よりサイズが大きかったので、全部、丸リベットにつけ直した。
しっかり合わせ目消しをしておく。

ランドムーバー

3.3.塗装

下地

サフを吹いて、37番グレーバイオレットで全体を塗装した。

全体

バイザー

バイザーに関しては、サクライ総統が使っている色を使った。C307グレーである。

ボディは筆塗り

ボディは筆塗りで行く。

グレー部分はC308、パープル部分は、ガイアカラーのAT-10パープルで塗装する。

塗装

塗り広げないで、筆で、ちょんちょんちょんと置いていく感じで塗装。まだら模様のようになるが、これを数回繰り返す。

ターンピック

下地の暗いグレーと塗装した明るいグレーが重なり合って、ウェザリングしたかのような感じになった。

モータ部

ひざ部分と肩部分にアーマーは、アトハメ加工してないので、下になるパーツを塗装して接着後、合わせ目消しする。

脚と腕

合わせ目消し後、足パーツと肩パーツを塗装する。

全体

武装

ペンタトルーパーはC305、ヘヴィマシンガンはC333で塗装。

ペンタトルーパー、ヘヴィマシンガン

ランドムーバー

ランドムーバー各部はおそらくこんな感じだと勝手に推測した。

ランドムーバー

エアブラシで塗装しました。

ランドムーバー塗装

勝手な想像図

ランドムーバー
ランドムーバー
ランドムーバー

3.4 デカール

ATデカールを貼る。1枚ずつしか持ってない。再版されないかな。

デカール

1は、レッドショルダーカスタム、ラビドリードッグ、ダイビングビートル、ブラッドサッカー用。
2は、ノーマルのスコープドッグ、ブルーティッシュドッグ、ストライクドッグ、ベルセルガ、スナッピングタートル用

なので、ランドムーバーには2の方が適している

腰アーマーのデカール。これ部隊を表すのかな。
最初、黄色三角を貼ったのだけど、コロンビア国旗みたいなマークの方に置き換えた。

機体番号だが、31号機と56号機を切り離し、

デカール

並び替え、15号機にしてみた。

胸
足

ターンピックの矢印は、前と後ろに貼る2パターンがある。後ろに貼った。

ヘヴィマシンガン、ペンタトルーパーは、市販のコーションデカールを適当に貼った。

ヘヴィマシンガン
ペンタトルーパー

ランドムーバーも市販のデカールを少々貼った。

ランドムーバー

リアカメラ

頭後ろの四角はリアカメラだと思う。

頭後方

グリーンのキラキラテープを貼ったが、ピカピカし過ぎて変。レンズだからもっと暗い感じにならなければ。

透明プラカップを切り出し、クリアグリーンで塗装した。この微妙なカーブが合う。

いい感じになった。

頭後方

4.完成写真

SCOPEDOG Roundmover
SCOPEDOG Roundmover
SCOPEDOG Roundmover
SCOPEDOG Roundmover
SCOPEDOG Roundmover
SCOPEDOG Roundmover

5.使用したもの

5.1 使用キット

スコープドッグ ラウンドムーバー 1/35 ST版

5.2 使用デカール

5.3 部材類

Hアイズ

標準ズームレンズ

精密照準レンズ

広角レンズ

クリアを買っておくと、塗装で何色にもできるので便利。

丸リベット

アンテナ用・スプリング 1.0mm(黒が良いかも)

アンテナ用・真鍮線 0.5mm

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