HGUC196 グフ 製作

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ガンプラ(ロボット)
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バンダイ HGUC196 グフ(MS-07B GOUF)を製作した。

※写真のザクは過去にシャアザクと一緒に作ったものである。従って、アコース、コズンではなく、デニムとスレンダーである(笑)

購入したのは発売されてすぐだったと思うが、今まで積みプラになっていたのだ。
グフはそれほど好きというほどではない。ザクとかドムの方が好きだ。だからモチベーションが低めで積みプラになっていたのだな。
ただ色が青だという点は素敵と思う。箱絵のグフのブルーはいい色だ。

出張先のホテルで夜、暇になりそうだったので、グフを持って行ったので制作が進んだ。
出張が無かったら永遠に積みプラのままだったかもな。
会社の仲間1~2人が、グフはできたのか?とうるさい。組み立てれば終わりだと思っているんだろうな。2~3日じゃあできないんだよ。俺は塗装はするし、合わせ目消しもするし、1カ月近くかかるんだよ。

そういえば、子供のころ初代ガンプラでザクは買わなかったけどグフは買ったな。なぜだろう、いや、買わなかったというより人気高くて入手困難だったんだよ確か。でもガンダムは買えたので、本棚にガンダムとグフを飾ってたな。

製作コンセプト

んー。パールとかメタリックとか、変わった感じもいいかと思ったが、まあ、普通な感じにすることにした。テストピースでブルーの上にパールなども吹いて試してみたが、グフに似合う感じがしなかったのだ。
あまりアニメっぽくなく、ややリアル寄りで行こう。

仮組

まず、パーツを切り出し仮組する。はめ込むピンやダボ穴を少し切ってあとで外しやすくしておく。腕脚は関節部とアーマを分けて塗装するには後ハメ加工しないとダメそうだ。

加工

ひけ処理

足の部分と、ランドセルにあったヒケを削ってなくした。
完成間際になって他にもヒケが見つかったが、見なかったことにする。

後ハメ加工

写真の色が黄色っぽいのは、ホテルで撮影したからだ。
出張先のホテルで瞬間接着剤塗ったり、削ったりしていたのだ。
さすがにホテルで塗装はできんが、切ったり貼ったりはできる。
ホテルの黄色い明かりだと、こんな写真になった。

グフの後ハメ加工はネットで検索、ぺにーさまのサイトを参考にした。

モールド、穴埋め、合わせ目消し

脚の段落ちモールドが気に入らない。
こんな場所に鉄板の分割線があるのは違和感を感じる。埋めてしまおう。
瞬間接着剤を爪楊枝の先につけて少しずつ隙間に塗っていく。
太ももと、胸部(脇の下など)は接着剤を使ったムニュ方式(※1)で合わせ目消しを実施した。

※1 ムニュ方式
合わせ目消しのテクニックの一つ。以前の記事参照

腰部の穴も埋めた。
ザクのようにここにヒートホークをつけるわけでもない。穴はいらん。
穴には、小さく切ったランナーを穴に埋め込んで、隙間は溶きパテで埋めた。
乾いてから削ったが、ひび割れのようになっている。さらに上からサーフェーサーを筆でなんどか塗りつけてまた表面を均した。以前から感じているがやっぱりパテだと完全には埋まりずらい。

シャープ化

ブレードアンテナを削って厚みを薄くする。
削る方法はデザインナイフによるカンナ掛け※2である。
正面から見て左右同じように削るのが難しい。
※2 カンナ掛け
プラモデル作成での定番テクニック。デザインナイフ(カッターでも良いと思うが)を立てて横に滑らせ、プラの表面を薄く、薄く削っていく。

他の箇所もシャープ化するかと思ったがやめました。
ショルダーアーマーのスパイクを尖がらせる加工をみんなよくやるが、シャープに尖がっているのっておかしいと思う。もし実機で本当に尖がっていたら先端がすぐに欠けてしまうだろう。だから、実機があったとしたら先端は丸めておくと思うぞ。だからこのままでいい。

モノアイ

モノアイは、シールを貼るのは悲しいので定番のHアイズを使用。
以前ザクで使用したHアイズ2.8mmは大きすぎるので、Hアイズ2.2mmと丸ノズル3mmを組み合わせて使用。
モノアイレールの正面をピンバイスで穴を開けて作ったHアイズを埋め込む。
ピンバイスは最初1mmくらいの細いやつで小さな穴を開けてから、2mmのピンバイス、3mmのピンバイスと変えて穴を広げていくと良い。
Hアイズを埋め込んで、裏からアクアリンカー(接着剤)で接着した。

Hアイズ2.2だと、モノアイが小さくて迫力ないんだよ。しかしこれ以上大きな穴なんて開けられんし。モノアイの周りの丸ノズル省いて、2.8mmくらいのHアイズのみにした方が良いだろうか。

塗装

サーフェーサーを吹いてから塗装する。

グフは、胴の濃い青と、手足の薄い青のツートンになっている。
リアル感を出すため、サーフェーサーの上からエアブラシ塗装をかける。
くすんだ暗い青を狙ったためだ。

濃い青は、サーフェーサーの上からフタロシアニンブルーで塗装した。
濃い青はすぐに色が決まったが、薄い青はどうするか悩んだ。
胴の濃い青とバランスを取らなければならないからだ。
胴の青と手足の青がかち合わないようにしたい。
塗料でこれだと思う色がなかったので、調色した。
バランスをとるためにはどうすれば良いかと言うと、
胴の色(フタロシアニンブルー)をベースに調色すれば良いのではないかと考えた。

フタロシアニンブルーにスカイブルーを混ぜた色で塗装してみた。
サーフェーサーの上から塗装していることもあるが、思ったより暗い色になった。
胴の青とあまり差別化できない色だったので、さらにフタロシアニンブルーにホワイトを加えた色をその上から再度塗装した。

ウォルが塗装するとこんな感じですよ。調色して一発で気に入ったということはあまりない。
試し塗りしてOKと思って塗っても、やっぱり後で気に入らなくなって、また上から塗り直すみたいな。性格が気難しくて優柔不断だからだな。この色どう調色した?と言われても、答えにくい。いや答えてもいいんだが、真似て塗ってもウォルのとは同じ色にはならんだろう。いつも何度か異なる色で塗り重ねているから。


色は、まあ、こんな感じかな。もっと紫よりにしたかったが。
ウォルは緑寄りの青より、紫寄りの青の方が好きなのだ。

リアルにするというコンセプトだったので、もっと渋め(グレーより)でも良かったかな。
アニメ(派手色)寄りでもない、リアル(くすんだ色)寄りでもない、中間くらいの中途半端な色になったな。

デカール貼り

ガンダムデカール、コーションデカール(ハイキューパーツ)を利用して、デカールを貼る。
ランバ・ラルのマークとジオンのマーク(黄色)を使用した。
ウォルはジオンのマークは1体につき、2~5枚使用するから、もっとジオンマークの収録数を増やしてほしい。赤なんていらんぞ。黄色と白色がもっと沢山欲しい。
ジオンは暗い色のモビルスーツが多いから、赤なんて貼っても目立たないだろう。

シールドにはどうマークを配置するか難しい。ど真ん中にジオンマーク1枚と言うのをよく見かけるが芸がない。ど真ん中に貼るとしても、グフのシールドは4面構成で中央が尖がっているから、山の頂上には貼りにくい。

写真のように貼ってみた。う~ん。かっこ悪い。
剥がして貼り直したよ。

また、グフの作例を見ると31という番号がよく貼ってあるので31を貼った。
THE ORIGIN見たことないけど、ランバ・ラルが機体番号31で登場するのだろうか。
どういう意味だろう。10の桁が部隊番号で、1の桁が各部隊の機体番号だろうか。
0が指令機で、1が隊長機かな?3xがランバ・ラル隊で、隊長だから31かな。
戦闘機だと3桁で、00が指令機、01が隊長機だが。

その他

グフの手だが、右手と左手で大きさが全く違う。いいのか?これで。
右手を左手を同じ大きさにしなければならないというルールがあるわけでもないので、別にいいか。

<使用塗装>
サーフェイサー:NP001 メカサフ ヘヴィ(ガイアノーツ)
下地:サーフェイサーのグレー、そのまま
ボディ濃青:C322 フタロシアニンブルー(クレオス・Mr.カラー)
ボディ薄青: C322 フタロシアニンブルー + C34 スカイブルー(クレオス・Mr.カラー)
C322 フタロシアニンブルー + GX1 クールホワイト(クレオス・Mr.カラー)
濃いグレー:UG15 MSファントムグレー(クレオス・ガンダムカラー)

撮影

背景は宇宙は変だから、やっぱり砂漠だよな。
ヒートロッドは嫌いなので持たせなかった。
 
使用キット

ガンプラ HGUC 196 機動戦士ガンダム グフ 1/144スケール 色分け済みプラモデル

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