東急バスのプラモデルを使って函館バスを作りました。アオシマ製、窓ワク用マスキングシールも付属していて、親切で良いキットです。
1.キットの紹介
使用キットは、アオシマ製、1/80 三菱ふそう MP38エアロスター(東急バス)。
1/80なので小さい。
高評価ポイント
1.窓塗り分けのためのマスキングシールが付いている。
2.前方ドアが開閉選択式(可動はしない)
3.後ろのドア、うまく削り込めば開閉可能
注:写真のフィギュアはキットに付属していません。
2.コンセプト
キットは東急バスとなっているが、函館バスとしてつくる。
25系統、新函館北斗駅行き。設定が細かい。
新函館北斗駅は、現在一番北にある北海道新幹線の駅である。
しかし、北海道新幹線が通ったおかげで、ウォルの実家近くを通っているJRは、第三セクターになってしまいました。「日本一貧乏な観光列車」で検索するとヒットします。
3.製作
3.1.車体部分の製作
タイヤとシャーシー
ホイールとタイヤに分かれているので塗り分けしやすい。タイヤはプラスチック製。
シャーシー部分は上側グレー、下側セミグロスブラックで塗装。
椅子の配置換え、荷物置き場
組立説明図だと、椅子が沢山並んでいるが、
新函館北斗駅行きは、前の椅子が取り払われ、荷物置き場になっている。
作り替えた。
左前椅子の向きを変える。
プラ板で荷物置き場を作り、0.5mmのプラ棒で手すりをつくる。
ココには、整理券を出す箱があるはずなので、プラ板で作った。
デカールも貼っておく。
乗客と小物
運転手、乗客は情景コレクションの着席人を使用。1/80
運転手は、ランナーの切れ端とプラ板で帽子を自作。腕が無いが運転席に乗せてハンドルつけてから取り付ける。青い服の人はこのあと服の模様も描いた。
プラ板とプラ棒でスーツケースを作った。これは青い服の人の荷物である。
シャーシ側の完成である。
3.2.ボディ部分の製作
ボディはフラットアルミで塗装。最初、ガンクロームで塗装したらテカテカしすぎているので塗り直した。裏はクリーム色と黒で塗り分けている。
中のつり革、手すりなども接着。
デカール自作。
赤ラインは塗装の方が良かったかなあ?
窓の塗り分け。マスキングシールが添付されている。が、曲面は剥がれてくる。
ワイパーの部分は、マジックで塗った。
横と後ろの窓は、エナメルのクリヤーグリーンで塗ったが綺麗に塗れない。すりガラスのようになってしまった。
エナメルのエアブラシなんて、普段やらないから難しい。
後ろのドアは開閉できそうである。下と上にスライドする溝がある。
車体の下の溝は、赤三角の部分に突起があって、スライドさせるためにはここを削っておく必要がある。ここは削ったが、塗装や接着剤の影響で上のスライド溝が滑らかでないので、スムーズに開閉できなかった。
シャーシにボディを被せたが、ミス発見!
出口側に案内掲示があるのはおかしいことに気が付いた。
このキットは前が入り口で後ろが出口だった。函館バスは逆なので、後ろのドア付近に案内掲示がないとおかしい。
なんとか再びボディを外し、すでに接着した案内掲示板をひっぺがし、後ろに付けた。
おかげで接着跡が残り汚くなってしまった。
上の窓でなく、下の窓に付けた方がよかったかもしれない。まあいいか。
さらに、広告を適当に作って貼り付けた。
4.完成
5.使用したもの
5.1.塗料
■ボディ銀:LP-38 フラットアルミ(TL)
■ボディ赤:C68 モンザレッド(C)
■シャーシ他:セミグロスブラック→C2ブラック(C)+C33つや消しブラック(C)
■手すりなど:C58黄橙色(C)
■座席:NC-009コバルトバイオレット(G)
■タイヤ:N77タイヤブラック(A)
※いつもNATOブラックかラバーブラックを使うが、古びた感じを出したかったのでタイヤブラックを使った。
■ホイール:C104ガンクローム(C)
■ウインカー、ストップランプなど:X-26クリヤーオレンジ(TE)、X-27クリヤーレッド(TE)
■ウインドウ:X-25クリヤーグリーン(TE)
A+B : AとBを混ぜて使用
(C)クレオスMr.カラー、(G)ガイアノーツカラー、(A)クレオスアクリジョン、
(TL)タミヤラッカー、(TA)タミヤアクリル、(TE)タミヤエナメル
5.2.キット
普段、自分が乗る乗り物などを作ってみては?↓
運転手、乗客はこれを使いました↓
5.3.その他
使用した自作デカールはこちらの記事を参照のこと
コメント