2月3日は節分です。豆撒いてもいいけど、炭治郎作って配備し鬼退治せよ!この記事では塗装したけど、さすがバンダイ、塗装しなくても素晴らしい出来。半日で組めるので今からでも間に合う!今すぐ作って節分までに配備だ!
1.使用キット
使用キットはバンダイスピリッツ・鬼滅模型・竈門炭治郎。鬼滅の刃に登場する主人公である。
特徴
〇ポーズは固定で手足は稼働しない。
その代わり関節の隙間が無いので造形はリアルで、簡単に作れる。
〇ニッパーは必要だが、接着、塗装不要と書かれている。
シール貼っただけでも見栄え良くなる。このキットではシール貼ってないが、前回、煉獄杏寿郎を作ったときに確認済み。
ランナー
顔のランナー。バンダイ驚異の技術力。すでに色分けされている。
羽織は緑ランナーで、市松模様があらかじめ塗装済。
シール付属
爪まで造形されている。
2.製作コンセプト
あまり手間をかけないつもりだが、そこそこ手間をかける。
中途半端だな。
細かいところまで造形を作り込まないが、合わせ目消しと塗装はしたい。
3.製作
3.1.仮組
顔
顔の部分は、目、口、歯のパーツを組み合わせて皮膚のパーツに組み込む。
耳飾りが肌色なので、シール貼るか塗装する必要あり。
羽織
羽織は、合わせ目がちょうど模様の境目に来るようになっているので、合わせ目が目立たない。
素晴らしい。
衣装
衣装は左右に合わせ目ができる。
すねの縫い目。
手
手の合わせ目消しは難しそう。
手の合わせ目を消すなら、先に日輪刀の塗装を済ませる→手を接着→手の合わせ目を消す→手を塗装、だろうか。
しかし手を接着してしまうと、日輪刀だけ外せなくなるな・・・。
今回は合わせ目消ししない。
日輪刀の鞘
刀の鞘も合わせ目ができる。
仮組完成
ああ、これで十分じゃないですか。シールはまだ貼ってない状態。
塗装しなくても、これで全然OKだと思う。さすが、バンダイ!素晴らしい出来!
ポーズは変えられないけど、むしろこれで全然いい!可動すると関節が美しくないので。
3.2.造形
衣装の合わせ目消しは「するな」!
衣装の合わせ目消しに精を出していたのだが・・・。
お、おれは、唐突に気が付いてしまった・・・合わせ目消しをしてはいけないことに!
めんどうだから合わせ目消ししないではなく、してはいけないのです!
自分は合わせ目消しなんてできません・・・いや、このキット(煉獄さんも同じ)はしない方が良いんです。消すとむしろおかしなことになるんです!みなさんは気が付きましたか?
以下その理由!
衣装には、縫い目と言うものがあるのだよ。
現在なら、縫い目のない下着とかあるが、鬼滅の刃は大正時代だぞ?衣装は針と糸で縫ったんじゃないの?
気づきが遅い!(「判断が遅い」鬼滅の刃、鱗滝左近次のセリフのまね)
ウォル、お前はとにかく気づきが遅い。作業開始前に気が付かなかった。
なぜか。お前の覚悟が甘いからだ!
うわ、鱗滝さん、ごめんなさい!
消した合わせ目を、再びニードルで掘り起こしました。なにやってんだか・・・。
袖は筒のように作るだろうから、上だけ消すとよいかな。
脛のパーツと刀の鞘の合わせ目は、技術があるなら、遠慮せず消すべし。
脛のパーツ差し込みに注意
ズボンのパーツに脛のパーツを差し込むのだが、差し込みがきつめになっている。
ズボンのパーツを接着したあと、脛のパーツを差し込むと、接着した箇所が割れる可能性がある。
従ってあらかじめ、差し込み部分を削って緩くしておく。
※これはやらかす前に気が付いたよ、鱗滝さん、ほめてほめて~。
3.3.塗装
羽織の裏
羽織の裏は、イラストなどを見ると灰色。
やや赤みのあるグレーのような気がしたのでC332ライトエアクラフトグレーで塗装した。
頭
顔は塗装しない、成型色のまま。耳飾りだけ筆塗り。
黒い線は極細のペンで描いた。
なお、厚みがあるので、精密に作りたい人は、0.3mmくらいのプラ板を切って作っても良いと思う。
強度とトレードオフになるが・・・。
衣装
衣装の茶色は成型色のまま。
ボタンはシルバー、襟や背中の文字は、明るいグレー(ガイアノーツ、ニュートラルグレーⅠ)で筆塗り。周りが暗い色だから、対比効果でグレーでも十分白に見えます。
通常の、C1ホワイト(クレオス)や001ピュアホワイト(ガイアノーツ)ではなく、なぜあえてグレーで塗装したかわかりますか?
白の使いどころ
白以上の真っ白は存在しないからです。
あえて暗めの白を使うことで、最も白に見せたい部分を目立たせることができます。
本当の白は、最も光輝く、ここぞ!という箇所のために、使わずに取っておく
ベルト
ベルトって白なんですが、これおかしくないですか?
※ちなみにこれも純粋な白(C1ホワイト)ではなく、わずかにクリーム色に振った白(C316ホワイト)を使って塗装しています。
アニメなどをみても白になっています。
ここが白だとすると、炭治郎は下図のようなズボンを穿いていることになるぞ!?
ということで、こんなふうに塗装し直しました。
脛
脛の部分は、C311グレーで塗装する。ここも白じゃなく少し濁った白にする。アイボリーのような色。袖口はキット成型色のままにした。
草履
鼻緒はC68モンザレッドで筆塗り。C81あずき色にしようかと思ったが、下地が暗い色なので明るめの色にした。(赤は隠ぺい力が低いので、暗い色の上に塗ると必然的に暗い色になるため)
草履裏は、成型色にスミ入れをしたもの。草履の裏の赤い点は鼻緒の結び目である。
日輪刀
鞘はブラックに両端をシルバー。
マスキングテープを切って、刃文をシSM206クロームシルバーで塗装した。
クロームシルバーの輝きが素晴らしいので、このままにしておきたかったが、炭治郎の日輪刀は黒なので、さらにC28黒鉄色を重ねた。輝きが多少失われた。残念。
柄の部分は赤で、赤は隠ぺい力が低いため、下地に白を塗ってからC62モンザレッドを筆塗りした。
柄巻の部分(赤の周り)はC33つや消しブラック。
AVC01グラファイトブラックは、メタリックカラーだが、革のような風合いが出てよい。
限定カラーでもう販売して無いので入手困難。
3.4.影つけ、つやの調整
クレオスのウェザリングカラー、フィルタリキッドで影を入れた。
しかし、このあとクリアを吹いたら、影入れた部分が全く判別できなくなった。
日輪刀、眼のパーツ、ベルト、髪はそのままにしておく。
顔と、衣装のパーツはつや消しクリアを吹いた。ボタンのシルバーはマスキングしてある。
つや消し吹いたけどつやがある・・・。半光沢くらいか?まあいい。
すごい痛いのを我慢してた!!
俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった・・・。
4.完成
頑張れ!!
俺は今までよくやってきた!!
俺はできる奴だ!
そして今日も!!これからも!!
折れていても!!
俺が挫けることは絶対にない!!
逃げるな!卑怯者ー!戦えー!
逃げるなァー!!
煉獄さんの方がずっと凄いんだ!!強いんだァー!!
5.使用したもの
5.1.使用キット
鬼滅模型、竈門炭治郎
使用したキットはこれ↑ですが、ヒノカミ神楽版もあります↓
刀のエフェクトが異なっている、羽織が少しメタリックを含ませた塗装になっている、全体的に炎を照り返しを受けた赤味を帯びた塗装になっている、ようです。
5.2.使用塗料
■肌色:キット成型色の上に、つや消しクリア
■耳飾り:071ニュートラルグレーⅠ(G)、073ニュートラルグレーⅢ(G)、UG05 MSグレー(C)、C68 モンザレッド(C)
■髪:キット成型色
■隊員服:成型色の上につや消しクリア、文字:071ニュートラルグレーⅠ(G)、ボタン:SM206クロームシルバー(C)
■羽織裏地:C322 ライトエアクラフトグレー(C)
■脛:C311グレー(C)
□ベルト:C316ホワイト(C)
■草履鼻緒:C68 モンザレッド(C)
■日輪刀:SM206クロームシルバー(C)、C28黒鉄色(C)、GX209レッドゴールド(C)、C68モンザレッド(C)、C33つや消しブラック(C)、AVC01グラファイトブラック(C)
■他:ウェザリングカラー(C)
6.その他
こちらは、煉獄杏寿郎のキットの製作記事です。塗装は一切なしでシール貼ってます。
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