バンダイ R2-D2&R5-D4のキットを使って、R5-K6を製作した。
R5-K6は、レッドリーダー、ガーヴェン・ドレイスのアストロメク・ドロイドである。
製作コンセプト
バンダイのキットはR5-D4であるが、塗装パターンを変えてR5-K6を作ることにした。
なお、ネットで画像検索すると、R5-K6は大きく2種類の塗装パターンが存在する。
ウーキーペディアに掲載されている方の塗装パターンの方が好きなので、こちらのタイプで塗装する。
また、塗装は自分の好みにより、つや消しではなく光沢で行うことにした。
塗装
キットのプラ色は白である。いつもは一旦、黒で塗りつぶしているのだが、今回は黒立ち上げしなかった。赤は隠ぺい力が低いから、黒の上に赤は無理と思ったからだ。
R5-K6はベース色が赤である。プラの白色の上にそのまま赤を塗装した。
赤はレッドFS11136(Mr.カラー C327 サンダーバーズカラー)をチョイスした。
やや暗めの赤にしたかったからだ。
自分の好みに合わせた色だ。
塗装はレイヤーを重ねていく感じで塗装することにした。
どのような順番で塗装するか迷ったが、基本的に赤→白→黒で塗装することにした。
マスキングのしやすさを考えたらこの順になったのだが、偶然、隠蔽力の低い順でもある。
白、黄、赤はどれも隠蔽力が低い色だが、その中でさらに順番に並べると黄→赤→白の順に隠蔽力が低い。最初自分は、白→黄→赤の順かと思っていたが違うらしい。
下地を隠す力。
赤の上に黒を塗るときちんと黒になるが、
黒の上に赤を塗ると茶色になってしまう。
これは、赤が隠蔽力の低い色で、黒は隠蔽力の高い色だからだ。
だから、最初に赤を塗ってから黒を塗るべきである。
黒の上に赤を塗る必要がある時は、一旦白で下地をつくってから赤で塗る。
黒→赤ではなく、黒→白→赤の順で塗らないと、きちんと赤色にならない。
黄や赤など純粋な色は隠蔽力が低い。
幾つかの色を混ぜた濁った色は隠蔽力は高い。茶色やグレーは隠蔽力は高い。
一般的にグレーが最も隠蔽力が高いと言われている。
シルバー部品の塗装
細かい部品を塗装した。色はシルバー。
塗装方法は、一旦、黒(光沢)で塗装し、その上からシルバーを薄く塗装する。
こうすると、メッキのようなキラキラした感じになる。
「薄く」と言うのもポイントで、あまりぶ厚く吹くと、ピカピカせず鈍い銀色になる。
細かい部品を切り取ってから塗装すると数が多いのでとても面倒である。小さいので部品を紛失するリスクも高い。ランナー状態で塗装すると塗装は楽だが、切り取った後のゲート処理やパーティングライン処理が必要になるので再塗装が必要で二度手間になる。
どっちがい?
頭部の塗装
頭部の塗装は面倒である。
直線ばかりだが、赤、白、黒が複雑に入り組んでいる。
白ラインはデカールを貼るという手も考えたが塗装した。
しかし直線が綺麗に塗装できない。
太さが一定でなかったり、斜めになったり・・・。
マスキングして赤の上に白を塗装する。
マスキングテープを貼った後は、綿棒などでしっかり押し付けて、
テープの隙間から奥に塗料が入り込まないようにする。
紫色になっている部分は、マスキングゾルを塗ったからだ。
これも同様に、マスキングテープの隙間から白塗料が入り込まないようにするための対策である。
にもかかわらず、である・・・・。
このように十分に注意しながら塗装しても、思わぬ箇所に色がはみ出す。
一体これ以上どうしろと言うのだろう。
写真の緑で囲ったところ。マスキングしたはずの場所に白塗料が付いてしまった。
油絵などの絵画は離れて見るととても素晴らしいが、近づいて見るとあまり綺麗に見えないものだ。プラモデルも同じだということに気が付いた。
離れて見て、良く見えれば良いのだ。近づいてアラが見えても気にするな。う~む。名言だ。
離れて見て良し!
ボディの合わせ目消し
足の上の左右部分は窪んでおり、合わせ目を消しづらいので、
プラシート切って貼って合わせ目を隠す。
厚みを嫌って0.1mmのプラシートを使ったが、接着剤で一部変形してしまった。
0.3mmくらいのプラシートを使うか、プラを溶かさない系の接着剤を使った方がよさそうだ。
ボディは側面の緑で囲ったところのみ合わせ目を消した。
他は合わせ目は目立たないと思ったので消していない。
また、一部ヒケが気になったので削った。写真では削った後なので下地が見えて白くなっている。
改造箇所
足の部分のパイプ(ホース)の部分は、メッシュホースを使った。
これは、20年くらい前に模型屋(今は存在しない)で買ったが、現在は他に同等品があると思う。
サーフェイサー:未使用
ボディ赤:C327 レッドFS11136(クレオス)
ボディ黒:GX2 ウイノーブラック(クレオス)
ボディ白:031 アルティメットホワイト(ガイアノーツ)
頭部の下:C315 グレーFS16440(クレオス)
シルバー:GX2 ウイノーブラック(クレオス)の上に121 スターブライトシルバー(ガイアノーツ)
シルバー2:X11 クロムシルバー(タミヤ・エナメル)
スミ入れ:COPICMODELER Black 0.02mm
撮影
Red Leader機はエンジンポッド下のカウルを接着してしまったので、着陸脚は取り付けられないのだよ。
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