ビークルモデル Xウイング 4機製作(1)

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宇宙SF(スターウォーズ他)
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バンダイ ビークルモデル002 Xウイング(X-WING STARFIGHTER)を4機同時作成した。

ビークルモデルは安くてお手軽なキットである。
4機同時作成したのは、色合いを統一しやすいため。

作ったのは、レッド中隊(Red Squadron)のレッドリーダー(Red Leader)、レッド2(Red2)、レッド3(Red3)、レッド5(Red5)である。
パイロットはそれぞれ、ガーヴェン・ドレイス(Garven Dreis)、ウェッジ・アンティリーズ(Wedge Antilles)、ビッグス・ダークライター(Biggs Darklighter)、ルーク・スカイウォーカー(Luke Skywalker)である。

写真はレッドリーダー機である。

レッド4とレッド6は未作成。レッド4とレッド6はキャノピー周りの塗装が少し特徴的でユニークなので、いつか作るかもしれない。

キットはモールドが細かい。合わせ目消し、ヒケ処理など気になる個所はなかった。

改造箇所

キットはレッド5であるが、他の機体は異なる個所が多数ある。
・上側のエンジンボットのモールドの形状がそれぞれ異なる
・エンジンノズルの長さが短い
・ノーズコーンの長さが短い
・後面の部品の取り付け向きが逆
・胴体のモールド
など。
Xウイングはマニアが色々研究し尽くしている感があるので、ネットで調べれば上記のことが色々わかる。

X-Wingの後面部分

↑Red5は上記の写真のようになっているが、他は赤枠の部分が上下逆に取り付けられている。撮影用プロップ模型を作る人が単に取り付け間違えただけだと思うが。
(写真は作成したRed3)

まあ、映画撮影用のミニチュアは手作りだろうから、1つ1つ異なる形になってしまうのは仕方ないだろう。
しかし、このような戦闘機は量産機だから、実際にあるとしたら全て同じ形になるはず。
だから、プラモデルを作る時も全部同じ形状でマーキングだけ変えるのも良い選択だと思う。

がしかし、今回、できそうな範囲でプロップ模型に合わせてみることにした。

模型がとても小さくて(1/144)改造も難しいので、エンジンポッドの部分だけ改造した。
上側のエンジンである。

プラモデルキットはレッド5仕様なので、レッド5はそのまま変更せず。
レッド3は上側エンジンの左右を逆に入れ替えてある。
レッドリーダーの上右エンジンとレッド2の上左エンジンを互いに入れ替えた。
バンダイ製のプラモデルは、左右逆につけることを防止するために、ピンの形状を左右で変えており、単に入れ替えるだけでは穴にはまらないので、ピンをカットし接着剤で固定した。
モールドがマッチしないので、エンジンポッドの前の部分も入れ替えたいのだが、カットして接着成形しなければならず、この小ささなのであきらめた。

ドロイドはレッド2、3、5はR2ユニットであるが、レッド1はR5ユニットである。
R5ユニットは、頭が丸ではなく上を切り取った円錐形である。
(この円柱と円錐の中間の形、何て言うの?名称ある?)
頭をヤスリで削って平らにした。側面は丸いままである。

R5-K6 (Red Leader)R2-A3 (Red2)
R2-Q2 (Red3)R2-D2 (Red5)

販売されているプラ棒で円の左右の直径が異なるものがある(テーパー丸棒とか言うやつ)ので、いったんR2を完全に削り落として、そのテーパー丸棒を切って付けると良いのかもしれない。

ベテランの方の中には、この小ささなのに、キャノピーの窓枠を切り取って中にコックピットを作る強者もいらっしゃるが、自分には不可能である。
まず、窓枠を真っすぐ直線に加工することができない。どうしても歪んでしまうことは目に見えている。おそらく、何か月かかっても完成しないので、やらない。

ヤスリで合わせ目消しやヒケ処理成形はしていなし、サイズが1/144で小さくモールドが細かいので、サーフェイサーは使用しなかった。

基本塗装

まずは、ウイノーブラックで下地塗装を行った。
その上から、2,3回程度ホワイトを吹いて白くしておく。
ホワイトは、隠ぺい力の高い、GX1クールホワイト(クレオス)か031 アルティメットホワイト(ガイアノーツ)を使うと楽でよい。
下地が黒なので、グレーっぽい白になる。純白にするつもりはないので、グレーっぽい白で良い。

プロップ写真を見ると、ボディの色は黄ばんだ白である。グレーっぽいというより、黄色っぽい色をしている。同盟軍は貧乏だから、機体を修理しながら大切に使っているため、退色をイメージしているのだろう。
また所々、真っ白いパネルもあるが、傷んだ鉄板をひっぺがして貼り替えたのでそこだけ新品だということだ。

真っ白い新品パネル↑プロップ模型写真を見ると、ところどころ、真っ白いパネルがあるので再現した。
(写真は作成したRed5)

ボディの色は、グレーっぽい白の機体に、C316 ホワイトFS17875(クレオス)を吹いた。
C316自体はわずかに黄色味の入った、ソフトクリームのような色である。
と言っても、下地をブラックで塗装しているので、グレーっぽくなる。
グレーとクリーム色を含んだ、C311 グレーFS36622のような感じになった。

エンジンノズルの部分や、ドロイドが乗っている後方のゴチャメカがあるところは、
プロップ写真を見ると機体と同様、白色である。
金属が露出していそうな場所なので、メタリック色かと思うが違う。

メタリック色ではない箇所↑プロップ模型ではドロイド後方のゴチャメカ、エンジンノズルは白だ。
(写真は作成したRed Leader)

多くの作例を見ると、大抵メタリック色(焼鉄色のような)色で塗装してある。
メタリック色で塗装するのが、現実的だと思うが、プロップ模型に合わせてボディ色で塗装することにした。

キャノピー枠は、若干青味がかったグレーなので、C308 グレーFS36375で塗装。
窓部分は、タミヤエナメルのブラックで塗装。

写真は作成したRed2。

最初キャノピー全体をC308で塗装し、その上からキャノピー全体をエナメルブラックで塗装する。エナメル溶剤は油性アクリル(ラッカー系)塗料を剥がさないので、エナメル溶剤で窓枠を拭くことで窓枠部分のC308を復活させる。

使用キット

ビークルモデル 002 スター・ウォーズ Xウイング・スターファイター プラモデル

<次回に続く>

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