1/144のスカイホークのプラモデルは今までなかなか入手しづらかったのですが、プラッツより発売されたのでチャンスです。
製作コンセプト
エリア88仕様の駐機状態で製作する。
使用キットはプラッツのA-4スカイホーク。
キットにパイロットは付属していないが、駐機状態で作るので、パイロットはいなくても良いだろう。また、吊るしものは増槽タンクは付いているが、ミサイルや爆弾の類は一切ない。まあ、武器は30mm機関砲(※1)のみでがんばれということだろう。
※1 エリア88のA-4 スカイホークは、アデン30mm機関砲である。ADENはイギリスのメーカー。
組み立て
最初にボディ、主翼を組み立てる。
パーツを切り取ったが、サイズが小さく、ゲート跡なのかアンテナなのかわからなくなった。
幸い2機セットのため、もう1機のパーツを見たら、ゲート跡であることがわかった。
同様に、バリなのかどうかわからない箇所もいくつかあった。
箱絵を見ることで、削ってはいけないことが判明。
主翼はパイロンを取り付けるため、ビンバイス0.8mmで穴を開ける必要がある。
ちなみに機関砲の取り付けであるが、説明図の部品10と11が逆。
胴体を主翼を接着するため、上から強く押したら、アンテナが折れてしまった。
後で自作することにする。
また、増槽は目立つ窪みがあるので、瞬間接着剤で埋めた。
増槽の尾翼は水平方向に取り付ける。垂直方向にも取り付けることができてしまうので、間違えないよう注意する。
本体の組み立て、一通り完了。合いが悪いと言ったこともなく、組み立てやすい。
塗装
塗料は、モデルカステンのイスラエルカラーセットを使用した。
下面をグレー、上面をデザート色で塗装する。
さらに、ブルタックでマスキングしてブラウンを塗装した。
アンテナなど壊してしまった部分をプラ板で再生。
細部の組み立て、仕上げ
脚を取り付けた。うっかりしていたが、コイツ、しりもちをつくのである。
射出座席をまだ取り付けていなかったので、コックピットの穴から前部に針金を入れておもりとし、前脚が付くようにした。
給油プローブが真っすぐだったので、0.5mmの真鍮線で曲がった給油プローブを作製した。
先端に瞬間接着剤をちょっとつけて、盛り上げる。
さらに、空気吸入口とコックピット下部に、キット添付のデカールを貼り付けました。
a-one社のデカールシールでデカールを自作し貼り付け、エリア88仕様にしました。
1機、給油プローブがいつの間にか取れてなくなっている。
見つからないので、もう1つ作ってくっつけました。
完成
パーソナルマークは貼らなかったけど、イメージはグレッグ機とキャンベル機。
A-4スカイホークは、エリア88では飛んでいるシーンが多い。あとは着陸シーン。F-4ファントムで駐機状態のシーンはよく見かけるけど、 A-4スカイホーク ではほとんど見かけない。
使用塗料
●サーフェイサー:未使用
■機体黄:MC-05 IAFカラーセット 2 ブラウン2(M)
■機体茶: MC-05 IAFカラーセット 1 ブラウン1(M)
■機体下面: MC-05 IAFカラーセット4 グレー(M)
■機体黒:XF-1 フラットブラック (TA)
■エンジン:C61 焼鉄色(C)
□格納庫内部:N1 ホワイト(A)
■■翼端灯:ホワイト→X-27クリヤーレッド、 X-23クリヤーブルー(TE)
▼スミ入れ:WC01マルチブラック+WC06マルチグレー(W)
※(M)モデルカステン、(C)クレオスMr.カラー、(TE)タミヤエナメル 、(TA)タミヤ アクリル、(W)クレオスMr.ウェザリングカラー、(A)クレオス アクリジョン
※A→B:Aを下地に塗り、上からBを塗ったことを表す。
※A + B:AとBを混ぜて使用したことを表す。
使用キットなど
プラッツ 1/144 A-4E/F スカイホーク ダムバスターズ/ゴールデンドラゴンズ 2機セット プラモデル PDR-5 |
あとがき
なくなった給油プローブ、ベランダで見つかった。いまさら見つかってももう遅い。
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