モデルキット999シリーズのプラモデル、キングタイガー。このシリーズは、安い、お手軽、簡単シリーズである。筆塗りでサクッと作りました。
1.使用キット
1.2.モデルキット999シリーズ(安い、お手軽、簡単、シリーズ)
使用キットは、ウォルターソンズジャパンのモデルキット999シリーズ。
このシリーズは、接着剤は使うがパーツ数が少なくお手軽である。
999の意味は希望小売価格999円(税抜き)と言う、低価格キットである。
1.2.履帯は一体型
通常、戦車模型は履帯(キャタピラ)製作が最大の難関である。
大量のプラスチック部品をパズルのように組み立てなければならないのだ。
このキットは履帯は一体型なのでお手軽である。
材質はTPE部品で、プラスチック+ゴムである。
サーフェイサーまたはプライマーを塗れと書いてあったので、ミッチャクロンを塗ってから塗装した。
2.コンセプト
水性塗料の筆塗りで作る。
3.製作
3.1.フィギュアの塗装
最初にフィギュアを塗装してみた。
アクリジョン(水性)でも、タミヤアクリル(水性)でも、Mr.カラー(ラッカー)でも、色は乗るようである。
1/72で小さいのでルーペは必須である。
塗装に使用した塗料。
3.3.車体下部の製作
車輪は一体型で造形されており、簡単である。
後ろのパーツ以外、車体下部を接着した。
3.3.車体上部の製作
車体上部も細かい部品を先に接着した。
砲塔は可動するようになっている。
3.4.塗装
ダークイエロー → ブラウン → ダークグリーンの順で筆塗り塗装した。
使用塗料はタミヤアクリルで、少しの水で希釈して塗った。
XF-60 ダークイエローで塗装。
XF-68 NATOブラウンで塗装。
XF-58 オリーブグリーンで塗装。
細かい部材も塗り分けた。
この段階では、下記のように分解でき、車体上部下部はまだ接着していない。
3.6.履帯の塗装と組み立て
履帯は、ミッチャクロンを全体に塗布してから、XF-84 ダークアイアンで塗装。
ダークアイアンは、ほんのわずか茶色寄りの暗いグレー。つや消しである。
ダークアイアン塗っただけだと、新品の履帯なので、タミヤエナメルの、クリアーオレンジ、レッドブラウンで適当に錆びた感じを出す。
タミヤウェザリングマスターで突起部分に金属色を付ける。
履帯のつなぎ目は瞬間接着剤でくっつけて輪にする。
3.7.デカール弱いので手書き
このキットのデカール、薄くてとても弱い。
水につけてなかなか台紙から剥がれて来ないから、頑丈タイプのデカールか?と思ったら、弱かった。
ピンセットでつまんだら、くしゃくしゃになった。
ピンセットで取らずに、台紙から滑らせて貼り付ける方法が良い。
仕方ないので手書きした。
3.8.車体上部と下部の接着
かみ合わせが悪いのか、赤で囲ったところに隙間ができたので、接着剤でしっかりくっつけた。
3.9.全体のウェザリング
Mr.ウェザリングカラー、マルチブラック+マルチグレーでスミ入れ。
Mr.ウェザリングカラー、サンディウォッシュで、足回りに砂色を付ける。
4.完成
当時の最強戦車なんだろうけど、
ころんとしていてカワイイ。
5.使用したもの
5.1.使用キット
モデルキット999 キングタイガー。
安い、お手軽、簡単!
5.2.使用塗料
■車体(TA)
XF-60 ダークイエロー、XF-68 NATOブラウン、XF-58 オリーブグリーン
■履帯(TA)
XF-84 ダークアイアン
■スミ入れ、ウェザリング
(TE) X-26クリヤーオレンジ、XF-64レッドブラウン
(WC)WC01マルチブラック+WC06マルチグレー、WC04サンディウォッシュ
(TW)ウェザリングマスターF(チタン、ライトガンメタル、カッパー)
※(TA)タミヤアクリル、(TE)タミヤエナメル、(T)(WC)クレオスMr.ウェザリングカラー
※A+B AとBを混ぜて使用したことを示す。
5.3.プライマー
塗料が乗らない材質に対して下塗りするもの。
ミッチャクロン
スプレーするタイプ。420ml。
ガイアノーツマルチプライマー
中身はミッチャクロンと同じもの。筆で塗るタイプ50ml。
ミッチャクロンの方がお得だが、たくさん使わない人はこちら。
コメント