普段戦闘機のプラモデルばかり作っていますが、旅客機もいいですね~。凸モールドですが、値段も手頃だし完成するとなかなかいい感じです。テカテカ光沢塗装にするのがいい感じ。
1.キットの特徴
1.1.キットの内容
キットはハセガワ製 1/200 ANA ボーイング767-300。-はハイフンじゃない、ダッシュだ。
搭乗中にアナウンスでダッシュさんびゃくと言っていたからだ。
部品は39個で少ない。
大きなモールドは凹だが、細かいモールドは凸である。
1.2.製作のポイント
客席の窓は穴が空いているが、青ラインのデカールには穴が空いていない。窓デカールが添付。
従って、青ラインデカールや窓デカールを貼る場合は、窓穴をパテなどで埋めなくてはならない。
逆に、窓穴を埋めない場合は、塗装で対応するしかない。
1 デカールを貼りたい場合→窓穴をパテで埋める
2 窓穴を埋めない場合→塗装で対応
1,2どちらかの選択だ。
2.製作コンセプト
フツーに作る。ウォルはこの機体に過去何度も乗ったので作ってみたくなった。
3.製作
3.1.エンジン部分
内側の押しピン跡が前から見えるので、削っておく。
エンジンを組み立てました。
合わせ目をパテで埋めて、スポンジヤスリで削り、合わせ目を消しました。
ついでに凸モールドも削り落としてしまいました。
3.2.翼
ヒケがあるのでパテで埋めた。
主翼の表側を凸モールドから凹モールドに彫りなおしました。
凸モールドを削り落としてから、ガイドテープを貼って、けがく。
3.3.胴体
裏を黒で塗りつぶしておきます。プラは薄いので光にかざしてみると透けることがあるので、これで透け防止します。
説明書では、窓を全部パテなどで埋めてくださいと書いてあるのですが、折角穴が空いているので、そのままにしました。
オモリを入れて、胴体を貼り合わせます。
胴体下部に飾り台を取り付ける穴を開けました。
胴体貼り合わせの隙間に、パテ代わりにサーフェイサーを筆で塗りました。
筆で塗ると、どこがどちら側にずれて接着されているとか、ここは隙間があるとか、各場所の具合が分かるので、エアブラシで吹くよりわかりやすいです。
コックピットの上の部分は、実機を見ると眉間にしわが寄ったような形をしています。キットは普通に丸くなっているだけなので、ヤスリで少し削り込んでみました。
上半分は白、下半分は灰色なので、白で全体を塗装したあと、上半分をマスキングして下半分を灰色で塗装します。
マスキングするときは、左右で位置(高さ)が同じになるように、正面や後ろから見てマスキングテープの位置をよくチェックして、ずれていたら修正します。
3.4.塗装、デカール貼り
塗装しました。青のラインはデカールで貼ろうと思ったので、白と灰色のみ塗装しました。
尾翼にデカールを貼り、胴体にもデカールを貼ろうと思ったら、
窓が開いているので貼れないことがわかりました。
仕方ないので、デカールを剥がして塗装し直しました。
デカールを再び貼ります。
マークセッターを使ってデカールを貼りましたが、マークセッターののり成分が残って汚くなったのですが、水で取るときれいになりました。
窓枠の部分は、デカールを貼ります。窓が開いているので、デカールの窓の部分をデザインナイフで切り抜きました。
切り抜くコツは、最初は表からデザインナイフを入れ、次に裏返して裏からデザインナイフを入れます。
裏返しにしたとき、表からナイフを入れた跡が見えるので、それに沿って切り取ります。
表からのみナイフを入れていくと、周りの模様に気を取られてミスをする可能性があります。
裏からだと模様が無いので、うっかり切りすぎたりなどのミスがしにくいです。
デカール貼り完了!
3.5.組み立て細部の塗装
機体は、クリアを吹いて、コンパウンド粗目で磨きました。
テカテカになりました。
コックピットの風防の窓枠は、表からシルバーで筆塗り、裏からマジックで黒で塗りました。
機体にエンジンや脚を取り付けて完成です。
4.完成
5.使用したもの
5.1.塗料
●サーフェイサー:Mr.サーフェイサー1000(C)
□胴体上部:GX1 クールホワイト(C)
■胴体下部、翼:072 ニュートラルグレーⅡ(G)
■紺色:AVC05プリビアスブルー(C) + C326ブルーFS15044(C)(ごく少量)
■空色:C34スカイブルー(C) + C323ライトブルー(C) (1:1くらい)
▲ウェザリング:なし
▼スミ入れ:コピックモデラー 0.02mm ウォームグレイ
他:油性マジック黒(100円ショップで購入)
※(C)クレオスMr.カラー、(G)ガイアノーツカラー
※A + B:AとBを混ぜて使用したことを表す。
5.2.使用キットのリンク
値段も手頃なのでおすすめ。
コメント