バンダイ ビークルモデル002 Xウイング(X-WING STARFIGHTER)を4機同時作成した。
ビークルモデルは安くてお手軽なキットである。
写真はRed5。
Red2シールの自作
レッド2のプロップ模型は元々、ブルー1として最初に作られたものなので、後から作られた他の機体よりマーキングが多い。
映画の宣伝ポスターや映画に頻繁に映るのもレッド2の機体のようだ。映画でルークが乗っているようにイメージされて機体が映るが、よく見るとレッド5ではなくてレッド2である。
レッド2にはプロトン魚雷発射管の前にスペード(矢印)のような形状の赤マーキングがある。
また、上左のエンジンポッドには、表裏ひっくり返し下1/4位切り出したようなタミヤマークがある。
このマークは、ビークルモデルのサイズ(1/144)ではかなり小さく作らないとプロップ模型のようにはならない。小さすぎると、カットや貼り付けが困難なので大きめに作った。
マーキングはミラクルデカールA5で作成した。
A-oneの転写シールでも作成はできる。
ただしこれら転写シールは隠ぺい力が低いので、下地が透けて見える。特に下地が黒っぽい色だと、きれいに見えない。
がしかし、X-WINGの下地は白である。透けてもほとんど問題ない。
下地が白なので、クリアでなく白タイプのシールも使える。
最初ミラクルデカール用にA5サイズ版を作ったが、サイズ版も作った。
翼のマーキングは塗装したが、シールとして欲しい人向けに一緒に作った。
キルマーク(タイファイターのマーク)はY-WING、GOLD Leader機の先端で使われている。
使ってみたい人は、この記事の一番下からダウンロードしてください。
ウェザリング
あまり汚すのは好きではない。
Xウイングはプラモデルの一般世間の常識としては、ウェザリングするのが当たり前らしい。
汚しまくっている作例しか見たことがない。
また、同盟軍の機体は白いからなのか、ウェザリングしないとおもちゃっぽく見える。
ウェザリングをしなくてもおもちゃっぽくなくリアルに見える方法はあるのだろうか?
そもそも、機体を生産した直後は新品なので、汚れはないはず。
例えば、工場出荷直後の新品機体としてのXウイングをプラモデルで再現するならば、どう塗装すればよいのだろう?
機体色より暗めの色で、影の部分を塗装し立体感を出すなど、そんなところだろうか?
工場出荷直後だと、同盟軍に納入される前だから、赤マーキングもなく、単なる真っ白な、面白みのない機体になるのだろうか。
レッド1はフロントノーズに実に特徴的な、派手な焦げ跡がある。
これは再現したかったので、軽く控えめにウェザリングすることにした。
使用したのは、タミヤのウェザリングマスター B ( スノー・スス・サビ )のセットで、ススを使った。
自分はドライブラシなどやったことが無いし、これは使いやすくて初心者や無塗装派にはお勧めである。
だたし、添付の専用筆スポンジは1/144のXウイングには大きいので、ベビー綿棒などを使った方が良いだろう。
エンジンノズルの先端も熱で焦げた感じにするためにススをつけてある。
台座の金色シールはテプラで自作。
サーフェイサー:未使用
下地塗装:GX2 ウイノーブラック(クレオス)
ボディ白:C316 ホワイトFS17875(クレオス)
赤ライン:C327 レッドFS11136(クレオス)
キャノピー枠:C308 グレーFS36375
グレー(薄):072 ニュートラルグレーII(ガイアノーツ)
グレー(濃):073 ニュートラルグレーIII(ガイアノーツ)
くるくるライン: C338ライトグレーFS36495 + C34スカイブルー(クレオス)
エンジン光:C8シルバー(クレオス) → G102蛍光ピンク(ガイアノーツ)
Red5の黄色:C329 イエローFS13538(クレオス)
Red3の緑色:C122 RLM82ライトグリーン + C338ライトグレーFS36495
スミ入れ:Mr.ウェザリングカラー マルチグレー、マルチブラック(クレオス)を混ぜたもの
マーキングデカールをダウンロードしたい方はここからどうぞ
↓バンダイ ビークルモデル002 X-WING STARFIGHTER用
A5サイズ(ミラクルデカール用)pdfファイル
XwingMarkingDecal-A5
はがきサイズ(A-one 転写シール用)pdfファイル
XwingMarkingDecal-hagaki
※転写しての使用を想定しているため画像は裏表反転してあります。
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