ヤスリ2 紙ヤスリの使い方(次に読む)~プラモ初心者~

タミヤフィニッシングペーパー模型製作技術
この記事は約7分で読めます。

この記事では、プラモデルに使う紙ヤスリの使い方を説明します。
プラモのパーツを紙ヤスリで削ったけど傷だらけで表面が全然綺麗にならん!みんなどうやっているの?と言う人。やり方がまずいのかもしれません。

1.最初に読むべき記事

プラモデル初心者で、紙ヤスリを使うのはほぼ初めてだと言う人は、こちらの記事を先に読んでください。ヤスリの基礎的でとても重要な考え方を書いてあります。

紙ヤスリに書いてある数字は何なの?どの数字を使えばいいの?どうやるの?と思う人も、この記事を最初に読んでください。

良い子のみんな!約束だ!

2.紙ヤスリの使い方

上記記事を読んだ人が、続きとして次にこの記事を読む権利がある!

2.1.紙ヤスリの使い方

適当な大きさに切って使う

紙ヤスリはそのままだと大きくて使いづらいので、使いやすい大きさに切って使う。

切ったまま使ってもいいし、二つ折りにして使ってもいい。二つ折りはペーパーの厚みが増して硬めになるし、先端部分を使っても良い。紙なので自由に変形させて使えば良い。

ペーパー
紙ヤスリをペーパーと言う人もいます。確かに紙だからペーパーだ。模型製作でここはペーパーを使ってと書いてあったら、紙ヤスリを使うことを言っている。

エッジで傷つけることがあるので角を落として使うと良いとも言われている。
しかしこれは、ウォルはめんどくさいのでやりません。

角を落とした紙やすり
どうやって切る?

ちなみにどうやって切る?紙ヤスリはザラザラしていて、普通のハサミだと刃を傷めそうである。
ウォルはこのような頑丈なハサミで切っている。エンジニア 鉄腕ハサミGT

エンジニア 鉄腕ハサミGT

ガンガン切れる。ただし刃がギザギザなので、切り口はスパッとならず、ギザギザ模様が付く。

板などに貼り付けて使う

平らな面を削る時は、木やプラスチックの板などに両面テープで貼り付けて使う。
自分で作っても良いが、最初から、板に貼り付けた紙ヤスリも売っているので、それらを使うとラクである。

ウォルお気に入りは、月世というメーカーのタイラーである。
色で番手が分かれていて、桃240番、橙320番、黄600番、青800番である。
もしヤスリ部分が削れて使えなくなったら、新しいものをわざわざ買う必要はない。
裏の紙ヤスリを剥がして、自分でタミヤのフィニッシングペーパーを同じサイズに切って、両面テープで貼ればいい。貼り替えれば何度でも使える

実はお気に入りの理由は他にある。
タイラーの底は平面ではなく、微妙にカーブが付いているのだ!

なぜカーブがついていると良いのかわかりますか?

初心者は経験ないかもしれないけど、ヤスリの底が真っ平らの場合、十分注意しないと、パーツのエッジを削ってしまう。

タイラーは底が若干丸くなっているので、エッジを削りにくく工夫されている。若干なので、注意しないとやはりパーツのエッジを削ってしまう。まあ保険みたいなものだ。
基本的には、パーツのエッジ付近は触らない、くらいの気持ちで作業すると良い。

他にはウェーブ社から、ヤスリスティックなるものも売っていて、これも使い勝手がいい。

400番、600番、800番、1000番、1200番が売っている。
写真は細身だが、もっと幅の太いものも売っている。こちらはタイラーと違って使い捨てである。

爪楊枝の先などに貼り付けて使う

狭い場所、奥まった場所などをヤスりたいときは、小さく切って、爪楊枝の先などに貼り付けて使うと良い。

爪楊枝やすり

ここまでのまとめ

要は、紙なので、自分で使いやすい形に切ったり、貼り付けたり、工夫して使えば良いのだ。

2.2.空砥ぎと水砥ぎ

紙ヤスリでヤスる時は、紙ヤスリを適当な大きさに切って、水を付けずにそのまま使う場合と、水を付けてヤスる方法がある。それぞれ、空砥ぎ、水砥ぎと言う。

耐水ペーパー
水を付けるのだから、水に強い紙ヤスリでなければならない。耐水ペーパーと呼ばれている。タミヤなど模型メーカーが販売している紙ヤスリは、水を付けることは想定済なので、問題ない。ホームセンターなどで買ってくる紙ヤスリは耐水かどうか確認する必要がある。


空砥ぎ:水を付けない
水砥ぎ:水を付ける

それぞれ長所短所がある。どういうときに空砥ぎ、どういうときに水砥ぎすれば良いのか?

削った表面削った様子ヤスリの目
空砥ぎ傷が多いわかりやすい詰まりやすい
水砥ぎ滑らかわかりにくい詰まりにくい
表1 空砥ぎと水砥ぎの特徴

なので、自分がその作業で何を優先させたいか?である。

400番で形状を削りだす→次に600番→最後に800番で仕上げるとする。
この場合、ウォルだったら次のようにする。
400番(空砥ぎ)→600番(気分次第)→800番(水砥ぎ)
400番は形状を作るのが目的なので、まず削れたかどうかを確認したい。なので、削った様子が確認しやすい空砥ぎ。800番は仕上げなので、削った様子が分かりにくい、目が詰まりやすいを我慢してでも表面を滑らかにしておきたい。なので、水砥ぎをする。

ウォルならこうすると言っているだけで、俺ならこう考えるってのがあれば、もちろんそれでいい。

3.トラブルシューティング

初心者だと、作業が不十分で傷がまだ消えてないことがある。

3.1.傷が消えない?

例えば、320番→400番→600番→800番のように順当に作業しても、そのあと塗装しても綺麗にならず、傷が残っている(目立つ)場合がある。
原因は、低い番手の傷が残っていると思われる。
320番から800番まで順番にヤスって来たが、途中400番の傷がまだ残っているとか、600番の傷がまだ残っているとかである。
400番でヤスり終えたとき、320番の傷は無くなっていなければならない。
600番でヤスり終えたとき、400番の傷は無くなっていなければならない。
800番でヤスり終えたとき、400番、600番の傷は無くなっていなければならない。
では、低い番手の傷が消えたかどうかは、どうすれば確認できるのか?

3.2.ヤスれたかどうかの確認方法

前にヤスった低い番手の傷が消えたかどうかはどうすれば確認できるか?
ヤスる方向(角度)を変えて行けば、わかりやすい。

最初に出てきた図1-2を見て欲しい。

おわかりいただけたであろうか?(心霊写真の解説セリフみたいだな)
ヤスリの目を細かくしていくたびに、プラモ表面の傷が交互になっているのがわかるだろうか?
ちなみに、縦、横、右斜め、左斜めのようにヤスって行っても良い。

図1-2ならOKだが、図1-3なら、前回の低い番手の傷が、所々まだ残っていることがわかる。
場合によっては必ずしもこのように上手い具合に交互にヤスれるとも限らないが、知っておくと良いだろう。

なお、最初の状態から、削れたか、まだ削れていないかは、表面が光沢かつや消しかで判断できる。
プラの表面は最初光沢がある。ヤスると傷だらけになるのでつや消しになったり、白っぽくなる。

例えばこの赤いパーツ。削れている部分が傷で白っぽくなっている。
真ん中の白くなっていない部分は窪んでいて、まだ削れていないことが分かる。

4.紹介したもの

amazonのリンクです。

まずは頑丈ハサミ。

タイラーは入手性がイマイチ。1バック200~300円位が標準的な値段。いくつかリンクを貼っておく。

値段があまりにも高騰しすぎていたら、安い番手を複数個買って、ヤスリ部分をタミヤ・フィニッシングペーパーに貼り替えて使う手もある。

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