F-20 タイガーシャーク 風間 真 モデル 作成しました

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ハセガワ製 F-20タイガーシャーク”風間 真” 1/72 作成しました。

追加でもう1セット買おうかと思ったけど、もうこのキットどこにも売ってないね。(2017.12月)

エリア88仕様なのは、箱絵とデカールと説明書で、プラ自体は普通のF-20だから、ユニコーンマークさえなんとかなれば、ノーマルのF-20キットでも作れるけどね。

デカールには、垂直尾翼のラインマークが赤黄と白の2種類があるんだが、自分にとっては赤黄の記憶があるが、白のバージョンもあったのだろうか?

作成するうえで、参考資料にエリア88のコミックを確認したかったけどできない。
子供のころ、エリア88のコミック(銀色の表紙のやつ)を全巻持っていたけど、大人になって上京しやがて実家に帰ったときは、すでになかった。きっと母上さまが捨てたのだろう。
しょうがないので、ネット上で調べてみる。・・・結局、わからなかった。

コックピット作成

最初にコックピットを組み込まないと、ボディの合わせ目処理ができないから、最初にコックピットを作る。計器類が平たい板だが、まあいいか。

キャノピーを閉じた状態で作ろうと思ったのだが、キャノピーを閉じる場合は、A7,A8の部品は使用しませんと書いてある。キャノピーを閉じた状態の部品はないの?
座席の後ろの空間は空いたままで良いのか?ここを埋めるゴチャメカは?ないのか・・・。
あきらめるな!なかったら、自分で作れ!
座席後方を埋めるためのゴチャメカ適当につくりました。
ゴチャメカはキャノピーの開閉機構や、脱出装置だろうなたぶん。

パイロットのカザマくんは、キットでは真っすぐ前を向いていますが、動きを表現したかったので、いったん首を切り落として(うぎゃー!)、頭を傾けて取り付けました。

ボディの作成

翼の付け根やエアインテーク部分に隙間ができるので、溶きパテなどで埋める必要がある。

飛行状態で作ってみようかと思ったのだが、問題があった。

後輪のカバーパーツを窪みに合わせてみると、全く形が合わないのではまらない。
後輪を出した状態なら、形が異なっていても気にならないが、これだと入らないので、切って削って窪みに入るように調整する。
前輪のカバーパーツは元々キットに無いので、プラバンを切り出して自作。

また、胴体下部に取り付けるこのパーツ(これ着艦フックの類かな?)。
細くて折れやすいので注意。
ゲート処理しようと思ったら即、折れました。接着しました。

銃口の先端はピンバイスで穴を開けました。
コックピット後方のアンテナは、邪魔なので一旦削り落としてから、合わせ目処理のヤスリ掛けをし、その後、新たにプラバンを切り出して接着した。このあと切って長さを調整する。
青白ライン部分を1mm幅のマスキングテープでマスキングして、塗装に入る。

塗装

困ったのが、デカールの色が指定色と異なる。
ブルーの塗装はクレオスC328 ブルーFS15050(ブルーエンジェルスカラー)が指定されている。ところがデカールのブルーは色が異なる。

左はプラバンに指定色のC328で塗装したもの。右がキット付属のデカール。
指定色は濃い色のブルーだが、デカールの色はそれよりも明度が高く彩度の低いブルーである。どうしてこんなに色が違うのか。
メーカーはデカールの印刷業者から上がってきたサンプルの色を確認もせずにGOサインを出したのか?
いやしかし、もしかすると、塗料メーカの方にも問題あるかもしれないと思った。
あるサイトで調べると、FS15050は下記の色である。
この色は、C328塗料の色よりもデカールの色の方に近いように見える。
もしかすると、FS15050はデカール印刷の色が正しくて、塗料の色が間違っているのか?
FS15050はクレオス塗料の色が正しいのか、デカール印刷の色が正しいのか、Webサイトの色が正しいのか、さっぱりわからん。
さて、どちらにせよ、どうにかしなければならない。
デカールの色と塗料の色が合わないとなると、どうするか?
デカールの色に合わせるか、塗料の色に合わせるかしかない。
デカールの色は薄すぎる(明るすぎる)感じがしたので、塗料の色に合わせることにした。
青ラインは塗装するしかあるまい。
F-20 Tigersharkの文字列はどうするか。塗装では不可能なのでデカールを自作しました。
塗装すると、マスキングミスがところどころあるので、修正しなければならない。
キットでは、HUD(ヘッドアップディスプレイ)がただの出っ張りなので、削り取ってから、透明プラバンを貼り付ける。
透明プラバンと書いたが、なにかの梱包容器を切り取ったものである。
垂直尾翼の赤黄ラインもデカールではなく塗装した。

仕上げ

クレオスのMr.ウェザリングカラーマルチグレーでスミ入れ。
さらに、コックピット後方のゴチャメカをつけて、カザマくんを乗せる。
デカール、シール類を貼る。
ちなみに、S.KAZAMAの文字も、キット付属ではなく自作したものである。
両翼にサイドワインダーを取り付けた。戦闘中(飛行状態)にしたいので、増槽タンクはつけない。翼の下には、パイロンのみ接着した。
デカール類保護のため、一旦軽くラッカー系クリアで塗装。
この「軽く」というのが重要。最初からヘビーに塗装するとデカールを傷める可能性がある。
F-20の写真を見ると、ボディは結構テカテカしている。ならばと、デカールが少々心配だったが、がっつりクリアーを吹いて、テッカテカ光沢仕上げにした。

写真撮影

うむ。かっこいい~。
作ってよかった。

ウォルは戦闘機では、このF-20 タイガーシャークが一番好き。
形状が好きなんですよ。小型で戦闘機らしい形をしている。
子供のころは、F-104 スターファイターが最も好きだったけど。

かなりアクロバットな撮影をしてみた。
撮影中、2,3回落下して落ちたけど。運良く壊れなかった。よかった。

<塗装レシピ>
サーフェイサー:Mr.サーフェイサー1000
ボディ白:GX1クールホワイト(クレオス)
ボディ青:C328 FS15050 ブルー(クレオス)
垂直尾翼赤:C68モンザレッド(クレオス)
垂直尾翼黄:C329 イエロー FS13538(クレオス)
エンジン部:C61焼鉄色(クレオス)、121スターブライトシルバー(ガイアノーツ)、GX213ホワイトシルバー(クレオス)
光沢出し:GX100 スーパークリアーⅢ(クレオス)
使用キット・同等キット

ハセガワクリエーターワークスシリーズ エリア88 F-20 タイガーシャーク 風間 真 1/72スケール プラモデル 64750

ハセガワ 1/72 アメリカ空軍 F-20 タイガーシャーク プラモデル B3

コメント

  1. randopasty より:

    Fantastic polish & detailing on the pilot (especially his helmet + suit camo) & tail markings.