Xウイングのマーキングと中隊編成の考察

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考察
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不明なマーキング

この記事はスター・ウォーズのXウイングのマーキングについて考察したものである。

映画で実際に撮影されたプロップ模型があるため、レッド中隊Xウイングの翼のマーキングパターンは、レッドリーダー~6およびレッド12が判明している。
しかしレッド7~10は不明である

判明しているそのマーキングパターンは図1のようになる。

※地球人(特に日本人)にわかりやすくするために(笑)アラビア数字を付与したが、Xウイングは地球製ではない(どこかの銀河のインコム社製)ので、実際にはアラビア数字は書かれていない。

レッド1~レッド6までは、縦棒がそれぞれ1~6本ある。
レッド12はマークが12個あるが、上下2段に分かれて表現されている。

問題はレッド7からレッド10までの模型が存在していないことだ。
レッド7からレッド10はどういうマーキング模様なのか発表されていないのだ。
従って、どういうマーキング模様なのかを考えるしかない。
レッド1~6およびレッド12は確定しているから、そのパターンに倣って、推測する必要がある。

ネット上のアイディア

ネット上の記事を検索すると、図2のようなパターンが見つかる。

レッド1~12マークがそれぞれ1~12本あり、レッド7~12まではマークが上下2段に分かれている。しかし、ウォルはこの案には違和感を感じるのだ。

レッド7~12へのマーキング模様の変化はスムーズに思えるが、レッド6→レッド7へのつながりがスムーズでない。
おそらく、レッド12から逆に、最初レッド11を考え、次にレッド10、・・・最後にレッド7を考えたのだろう
最初にレッド7を考えたとすると、このようなマーキングにならないはずだ。

ウォル案

ウォル案は次の図である。

例えばレッド7は上の段にマークが6個、下の段にマークが1個ある。上の段のマーク6個は、自分(レッド7)の前にXウイングが6機いることを表す。

レッド1~6と、レッド7~12でマークの形が異なっている理由は、
例えば、レッド1~6は第一小隊、レッド7~12は第二小隊で別の部隊であることを示す。
レッド1はマーキングが1段で1本、これは第一小隊の1番機、
レッド7はマーキングが2段で2段目のマーキングが1個で、これは第二小隊の1番機、
であることを表す。

図2のネット上アイディアもウォル案も、レッドnの”n”の数字をマークの個数と数を合わせている(例えば、レッド8はマークの数が8個ある)が、個数合わせにこだわらなければ、次のような案もある。

この世界では6進数を使っていると仮定したら、このようなマーキングになるだろう。
6までは同様な形状でのマーキングだが、7から12は形状が変わるのだ。
さらに、13から18まで別な形状のマークに変わるのだ。
この場合も、レッド7は第二小隊の一番機であることを表す。

Xウイングの編成

映画を見ると、基本的に3機単位で行動している。
デススター攻撃の時は、トレンチに突入するのは3機ずつだ。帝国軍のタイ・ファイターも3機編成だ。
3機編成で分隊とし、分隊が2個集まって小隊、小隊が2個集まると中隊という編成が想定される。

ウォル案で機体の数字だけで考えると、中隊長機はレッド1、小隊長機はレッド7、分隊長機はレッド4,10となる。

映画では、上図に示した小隊と書いた6機単位が見られないので、構成が3機単位(上図だと分隊と記述)と中隊(Squadron)の2種類しかないかもしれない。

ウーキーペディアの日本語版によると、3機単位で小隊とされ、デス・スターへの攻撃編成は次の図のようになっている。

RedLeaderは中隊長機(Commander Officer)、Red11,8,5が小隊長機(Leader ウォル案だと分隊長機)で、他が僚機(Wingman)である。

ウォル案(Red1,4,7,10が隊長機)とは異なるが、隊長機が撃墜されたり、後から入った新人が頭角を現して隊長を任されたりもするだろうから、Red5(ルーク),8,11が小隊長(分隊長)となることもあるだろう。

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