プラモデル製作などで、細い棒状の部品にデカールを巻き付ける場合どうしますか?
綺麗に巻けなかったり、曲がったりしませんか?
半乾きでの作業できるようになったら中級者!
プラモデル製作の作業の基本は、「しっかり乾いてから次の工程に進む」である。
接着剤がしっかり乾いてから触る、塗装がしっかり乾いてから触る、次の工程に進むである。
これは基本で、初心者はまずこれをしっかり実施する必要がある。
ところが、半乾き状態で作業した方が良い場合もある。
中級者くらいになったら、この半乾きでの作業をマスターすべきである。
細長いデカールを綺麗に巻きつける方法
細長い部品にデカールを貼る。
使うものはマークセッター。
マークセッターは、糊成分とデカールを柔らかくする成分が入っている。
普通に作業すると、次のような点で難しいと思うだろう。
<難しいと思う点>
1.曲面に貼るので、デカールが綺麗に丸くならない。
2.色々いじっているうちに斜めになってしまう。
具体的なやり方
1.デカールにマークセッターをつけて、貼りたい位置に貼ります。
全部貼ろうと思わずに、1/3だけ貼り付ける。
2.このまま、2~3分しばらく放置。重要ポイント
放置することで、
・マークセッターの糊成分により、デカールの1/3部分がパーツに貼り付いて固定される。
・マークセッターが付いているので、デカールが柔らかくなる。
3.まだ貼りついていない、裏側にもう一度マークセッターをつけて、巻き付ける。
表の1/3部分が貼り付いているので、裏側を作業していても位置がずれることはない。
しかしそれでも、斜めになったりずれたりすることはあるので、爪楊枝でつっついて修正する。
半乾き作業なので、1/3部分も完全に乾いて貼り付いているわけではなく、動かすこともできる。
まとめ
ポイントは半乾きでの作業!
使用したもの
マークセッター(amazonリンク)
マークセッターは糊成分と柔らかくする成分が入っている。
マークソフターは柔らかくする成分のみで、柔らか成分が強力で、デカールを破いてしまう可能性があるので、ソフターは特に初心者にはあまりお勧めしない。
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