本記事は、プラモデル制作などにおけるマスキングテープに関する記事です。
マスキングミス
プラモデルをエアブラシなどで塗装するときに、塗装したくない箇所はマスキングして塗装する。このとき、マスキングテープが良く使用される。
※写真上:マスキングテープで覆い、ブルーを塗装した例。
しかし、マスキングミスにより、塗装後マスキングテープを剥がしたときに、阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されていることがある。本来、塗装されるべきではない箇所にまで塗料が乗っていたりするのだ。
※写真上:マスキングミスの例
なぜマスキングミスが発生するか考えてみた。
不注意だったお前が悪いのだ。うん。まあそうだ。しかし、ミスしにくい工夫をすることが大切である。
ミスの原因
原因の一つとして、マスキングテープがパーツとしっかりと密着していなかっために塗料が隙間から入り込んでしまったことが考えられる。しかし、他にも原因がありそうだ。
販売されているマスキングテープが通常黄色であることに問題がある。
※写真上:100円ショップで販売されているマスキングテープ。黄色と白色がある。安価なのでよく使っているが、性能的には特に問題はない。
マスキングする下地の色が暗い色の場合は黄色で良いが、下地の色が明るい場合(白など)は黄色は視認性が悪いことに気づいた。視認性が悪いために、すべてきちんとマスキングしたつもりでも、うっかりマスキング漏れの個所に気づかず、そこに塗料が乗ってしまうのである。
黄色以外のマスキングテープはないのか?探したらあった。
※カモ井のマスキングテープ。色々な色が揃っている。おしゃれ。
白プラスチックに、緑色や赤色のマスキングテープを貼ってみたが、視認性が良い。
※黄色でも、タミヤ製は若干オレンジ寄りの色で多少見やすいが、100均は薄い黄色なので特に境目が見づらい。グリーン、レッドの方が明らかに視認性が良い。
カモ井のマスキングテープ、プラモデル用というわけではないし、手に取ってみると紙質がクレープ紙のような薄くて頼りない感じがするが、問題なく使用できた。
白プラスチックに100均の見づらい薄い黄色のマスキングテープで作業してもストレスがたまるばかりである。マスキングミスの原因は色だけではないが、ミスの可能性のある原因はできるだけ排除しておいた方がいい。
他の使い方
1色ごとにマスキングテープを貼り替えて色を塗るのは手間がかかって面倒である。
黄色で塗りたい箇所をグリーンのテープで囲い、グレーで塗りたい箇所を赤のマスキングテープで囲った。
マスキングテープを貼り替えずに、一度に黄色とグレーを塗装することができた。
まとめ
下地の色が白や黄色の場合は、黄色以外のマスキングテープを使うべきである。
下地が、白色、黄色以外であれば、通常の黄色マスキングテープで良いが、下地が白、黄色の場合は、黄色以外のマスキングテープを使って、ミスを減らそう。
商品のリンク
黄色テープ以外に赤などがひとつ、あればいいと思うけど、おしゃれなのが色々あるので、
つい、各色揃えて見たくなる。
暗い色のテープもあるんだけど、amazonでなぜか、アダルト商品扱いになっていて、
商品のリンクが貼れないんだが・・・。
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