モデルキット999を使ってラッカー筆塗りで製作しました。
パイロットフィギュア付属、飛行、駐機状態選択可のお手軽キットです。
fw190D-9ですがこのスタイル、カッコいいですね。
1.使用キット
使用キットは、ウォルターソンズ、モデルキット999シリーズ、GERMAN FW 190 D-9。
※モデルキット999は、希望小売価格999円のお手軽キットである。
特徴
・パイロットフィギュア付属
・駐機状態、飛行状態選択可
・お値段が安い
パイロットフィギュア付属
パイロットフィギュア未添付のキットが多いので貴重である。
駐機、飛行状態選択可
部品数は普通だと思う。
注意点
・キャノピーが肉厚
・エンジンカバー接着推奨?
・塗装図が載ってない
キャノピーが肉厚すぎる
(1)窓枠を裏と表から両方から塗装すると、表裏の塗装の位置ズレが気になる。
(2)パイロットの上に乗せると頭が当たってしまう。
接着しないとエンジンカバーポロポロ取れる
接着しないとエンジンが鑑賞できると書いてあるけど、接着しないとポロポロ取れる。
塗装図が載ってない
このキット、塗装図が載ってない!
パッケージは左側面から見た絵だし、上から見るとどういう模様なのか?
自分で調べるか、自分オリジナルの塗装にするか?
2.コンセプト
・飛行状態で作る。
・塗装図がわからないので、適当に模様を描く(オリジナルの機体)
・筆塗り。※1
・ラッカー塗料(余っている塗料)で塗る。※1
・デカールは自作する。
※1 ラッカー塗料での筆塗りはやったことないので試し。
→結論:塗装のしやすさは水性塗料での筆塗りと変わらない感じがする。筆塗りは、エアブラシより圧倒的に難しい。
3.製作
3.1.コックピット、エンジン
コックピット
飛行機モデルは、左右の胴体でコックピットを挟むので、先にコックピットを作る必要がある。
表情をつけるために、パイロットの頭を切り離し角度を変えて接着。左を向いた状態にした。
マスクも適当にパテを盛りつけて、それっぽい形状を作る。
しかしこれがトラブルの元となる。キャノピーの肉厚さは予想していなかった・・・。
エンジン
エンジンは最中(もなか)タイプ。左右を貼り合わせる。
焼鉄色、フラットアルミなど、メタリック系の色で適当に塗り分ける。
3.2.組み立て
胴体と主翼
コックピットを胴体で挟む、エンジンも乗せておく。
主翼は上下を貼り合わせる。上面の隙間が気になる。
パテなどである程度埋めて見たが、あまり十分じゃなかったな。
ここで一旦、ブンドドして遊んでいる図。
レシプロ機は、正面からちょっとずらした位置から見るのが抜群にカッコいい。
プロペラはフラットブラックで塗装。
エンジンカバー、接着しないとエンジンが鑑賞できる、と書いてあるけど、ピッタリこない。
タミヤ、バンダイ製品のようにはいかないな。
3.3.塗装
裏面から恐る恐る筆塗り塗装。面相筆でパネルごとにちょこちょこと短いストロークで塗る。
筆運びの向きを変えながら、4回位塗り重ねる。ランナーの色とあまり変わらないので、ムラは目立たなかった。
筆塗り基本
・パネルごとに塗る(塗っているうちに色合いが変わってきても、違和感を出さないため)
・完全に乾いてから重ね塗りする(乾いてないうちに筆を入れると、一度塗った塗料をはぎ取ってしまう)
・数回塗り重ねる(ムラ低減に有効)
・塗り重ねる時は、斜め、横、縦のように向きを変える (ムラ低減に有効)
・塗料が濃くても薄くても、筆に含ませる量が多すぎても少なすぎても、ムラになりやすい気がする。塗っているうちに塗料皿の塗料が乾いてくるので、最適濃度を保つことがシビア。
・筆は、太い筆(平筆など)で塗料を置くように塗装するやり方と、小さい面相筆で小さなストロークでちょこちょこと塗っていく方法がある。
※太い筆塗装は、のっぺりとしたムラの少ない塗装に有効(たぶん)、小さい筆塗装は細かいハケ目を美しく見せる塗装に有効(たぶん)だと思う。
筆塗りのコツがつかめたら、記事を書きたい。過去何度も筆塗りしているが、未だコツがつかめないので書けない!筆塗りは職人技、凄まじく難しい。エアブラシはとてもラク!
機体上面。グリーンやグレーを塗る。
つやが出てきたので、途中でフラットベースを加えて重ね塗りしたけど、良くないね。
つやの有る個所と無い箇所がまだらになった。もっと塗り重ねると良くなると思うけど。
ポイント?
タミヤアクリルのXF-シリーズと違って、半光沢の塗料(今回はクレオスのラッカー)で筆塗りだと、つやがかなり出てくるので、最初からフラットベースをしっかり混ぜておいた方がよさそう。
問題点
筆塗りで、塗料の凹凸ができてしまった。
一旦、紙ヤスリ(or スポンジヤスリ)で表面を削って、表面をならした。
以前アクリジョンで筆塗りしたとき、この方法で上手く行ったのだけど、今回はあまり上手く行かなった。なぜだろうな?
まあ、筆塗り練習のつもりだし、まあいいかで妥協しました。
キャノピーが頭に当たって閉まらない。瞬間接着剤で無理やり接着しました。
後輪は駐機状態のもの。カットして短くして取り付けました。
3.4.デカール
前回モデルキット999の戦車を作ったとき、デカールが薄くて、フニャフニャになり苦労した。
今回塗装図もないのでオリジナル機体と言うことでデカールは自作した。
筆塗り塗装でムラがイマイチな分、デカールはカッコよく!
RozenKrieger(ローゼンクリガー)隊と言うことで。薔薇戦士です。
薔薇騎士にしたかったけど、銀英伝のローゼンリッターと同じになってしまうので、変えてみました。
4.完成写真
カッコいいですね、この機体。
フォッケウルフ完成
5.使用したもの
5.1.使用キット
amazonリンク
5.2.使用塗料
今回、余りもの塗料をつかったのであまり参考にならないと思いますが・・・。
■機体下面:C308 グレーFS36375(C)
本来はこの色だと思う→C115 RML65ライトブルー(C)
■機体上面:C123 RML83ダークグリーン(C)
本来はこの色だと思う→C115 RML65ライトブルー(C)
■機体上面:C317 グレーFS36231(C)
本来はこの色だと思う→C121 RML81ブラウンバイオレット(C)
■機体上面 : UG15 MSファントムグレー(C)
本来はこの色だと思う→C116 RML66ブラックグレー(C)
■エンジンなど:C61 焼鉄色(C)→やや赤っぽい金属色
■エンジンなど:XF-16 フラットアルミ(TA)→つや消しシルバー
■プロペラ:XF-1 フラットブラック(TA)→つや消し黒
※(C)GSIクレオス、(TA)タミヤアクリル
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