カッターナイフ、デザインナイフの使い分け

機材・工具・塗料・材料

プラモデルなど工作で、カッターナイフとデザインナイフはどう使い分ければよいか?
答えは簡単である。その場面で両方使ってみて使いやすいと思った方を使えば良いのだ!
もう少し詳しく考えて見よう。

1.カッターナイフとデザインナイフの違い

カッターナイフとデザインナイフでは刃の付いている場所が異なる。もう少し正確に表現すると柄に対する刃の角度が違う。

カッターナイフとデザインナイフの先端

このため、カッターナイフは「握る・寝せて」使う、デザインナイフは「ペンのように・立てて」使うことになる。

カッターナイフは握るから、力が必要な場所、デザインナイフは持つから、力はいらないが刃先の精密なコントロールが必要な場所と言うことになる。

カッターナイフとデザインナイフの使い分け

下において紙やプラ板を真っすぐ切るときはカッター、細かい曲線などを切り抜く場合はデザインナイフが使いやすい。

空中でゲート処理などはどちらでも使える。

ゲート処理は細かい処理なのでデザインナイフの方が向いている感じがするが、ウォルはカッターナイフを使うことが多い。
と言っても、ウォルの場合、ゲート処理はニッパーとヤスリで行うことが多いので、ナイフ自体はあまり使わない。

ガッターナイフでゲート処理する場合、ポイントはあるので、必要に応じて下記記事も見てください。

切れ味保つためには刃は頻繁に交換してください

紙を10回も切っていると、切れ味が悪くなってくる。
切れ味悪くてもいいならそれでいいが、シート類をきれいに精密に切りたいなら、数回使ったら交換した方が良い。カッターナイフならポキポキ折ればよい。

刃折器
安全刃折処理器ポキ

刃折器があると楽です。

2.カッターナイフについて

大きさによる違い

カッターナイフは大きさが3種類くらいある。小型のA(S)型、中型のH(M)型、大型のL型である。

A型L型カッター

A型は紙など薄くて小さいものを切るのに適し、L型はダンボールや厚紙など深く切る、力を入れて切るものに適している。模型製作の場面では普通A型があればよい。

刃による違い

また刃の種類が幾つかある。刃は同じサイズであれば、他のメーカのものでも付け替えできる。

刃の種類

白刃(銀刃)

一般的に普通に売っているタイプ。

白刃
白刃

各種メーカーから販売されている。

金刃

チタンコートされた金色のタイプ。3Mがスコッチのブランド名で販売しているタイプ。通常品より耐久性が高い。

金刃
金刃

3Mのスコッチからしか販売されていない。

黒刃

刃が鋭角に研磨されたタイプ。日本刀のような鋭い切れ味。その代わり耐久性は劣る。鋭い切れ味が欲しければ、頻繁に刃を交換する必要がある。
青色酸化被膜で表面処理されていて黒く見える。

黒刃
黒刃

NT、オルファ、貝印から販売されている。

刃の角度

刃の先端角度は通常58°だが、より鋭利な30°タイプも存在する。

刃の角度

立ててデザインナイフのように精密に切る場合に向くだろう。

刃の薄さ

通常は刃の厚みは0.38mmだが、薄くした0.25mmタイプがある。切れ味は良いが耐久性が低い。

切れ味か頑丈性か

基本的には、切れ味を取るか、頑丈性(耐久性)を取るかになる。両立は技術的に難しいだろう。
しかし、白刃、金刃、黒刃、それほど劇的な違いは感じなかった。

オートロックとネジロック

刃を固定する方式にオートロックとネジロックがある。

カチカチスライドするタイプはオートロック。
刃を出し入れした後、ネジを回して刃を固定するのがネジロックだ。

オートロックは刃の出し入れが楽だが、刃の確実な固定に少し不安がある。
ネジロックはいちいちネジを回さないといけないので面倒だが、刃は確実に固定される。

ウォルの考えだが、小型(A型)は、細かい作業であまり力を入れないのでオートロック、大型(L型)は、力を入れる作業が多いと思うので、ネジロックが良いのでは?と思う。

3.デザインナイフ

デザインナイフも大きさが2種類くらいある。デザインナイフとアートナイフで、アートナイフの方が刃が大きい。

デザインナイフは、金刃も黒刃もなく、通常の白刃(銀刃)しかない。

ところがである。NTカッターA型の30°黒刃は元々デザインナイフ用らしい。

デザインナイフの刃とA30°黒刃

折って装着するとそのままデザインナイフに使えます。

4.紹介したもの

メーカーによって劇的な性能の違いは無いので、なんとなく自分がカッコいいと思うメーカーを買えばよい。
ウォルはA型だったら基本的にNT、L型だったら形がカッコいいのでタジマである。
なので、NTばかり紹介する。オルファはポキくらい。

カッターA型

↓A-300RP。NTの最も基本的なカッターナイフ。これを好んで使う人は多い。

↓A-300GRP。通常のA-300じゃないちょいカッコいいが欲しい人向け。メタルボディ。

※最後のPがあるかないかは、梱包が紙箱かブリスターパックの違い。

↓プレミアム2A型。30°黒刃装備。

カッターA型替刃

↓黒刃58°、刃厚0.25mmの薄いタイプ。

↓黒刃30°、刃厚は0.38mm。

↓スコッチのチタンコート

デザインナイフ本体

↓D-400。NTのベーシックなデザインナイフ。

↓D-401P-W。柄の白いタイプ。他にパステルカラーでブルー、ピンク、グリーン、バイオレットがある。

デザインナイフ替刃

↓30°黒刃で代用できるけどいる?

刃折器

↓他にも違うタイプが売ってますが、たぶんこれが一番安いです。

カッターL型

タジマのドラフィンがカッコいいので紹介しておく。刃はついて来ないので別途買わなければならない。

ネジロックタイプ
オートロックタイプ

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