F-105サンダーチーフをエリア88に登場するグエン・ヴァン・チョム 機仕様で製作しました。スケールは1/144です。
1.キットの特徴
スケールは1/144、キットはプラッツ(F-toys)製、2機入り。
駐機状態、飛行状態選択式
駐機状態と飛行状態どちらでも組めるようにそれぞれのパーツが付いている。
コックピットあり、パイロットフィギュアなし
計器盤、射出座席が部品としてあり。操縦桿、パイロットは無し。
モールド
1/144なのでやや細くて浅い感じだが、問題なし。
パーツ同士の精度良好
ピッタリ合う。全く問題なし。
2.製作コンセプト
- エリア88に登場する、グエン機として製作する
- グエンのパーソナルマークは自作する。
- 胴体内に磁石を仕込んで飾れるように
- パイロットフィギュアは自作する。
3.製作
3.1.コックピットの製作
パイロットフィギュアは付属してないので、wave製 1/144 モビルスタッフを改造して自作。
計器盤のパーツを紛失したので、プラ板で自作しました。
3.2.組み立て
磁石でくっつけられるように、ネオジム磁石を仕込んでおきました。
スポンジヤスリで、胴体の合わせ目を消す。
このあと、消えたスジボリをカッターで起こしておきました。
3.3.秘奥義!先デカール後塗装!!
インクジェットプリンタによる透明デカールは下地が透けるので、黄色が綺麗に発色しません。またインクジェットプリンタには白色インクがありません。これを回避する策です。
一旦下地として、全体を白で塗装しておきます。
パーソナルマークをインクジェットプリンタでデカール自作。
さらに普通紙で同じものを印刷し、塗装のマスキングとします。
デカールを貼り付け、さらにその上から、はがせるのりでマスク用に作った紙を貼り付けます。
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3.4.塗装
マスキングして最初にイエローを塗装、イエローをマスキングしてブラウンを塗装、さらにマスキングしてグリーンを塗装します。
3.5.細部の製作
3.5.1.スミ入れ
色鉛筆でスミ入れしました。右翼がスミイレした方です。
3.5.2.細かいデカールの貼り付け
コーションマーク、機体番号、エリア88マークを貼り付けました。
インクジェットプリンタでは白印刷ができないので、エリア88マークはテプラで自作。
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3.5.3.虎の模様の書き込み
機体にある虎の模様は、エナメル塗料のブラックで筆塗りしました。
3.5.4.小さいバーツ自作
写真の小さいパーツ、ピンセットでつまんだらどこかに飛んで行ったので、自作しました。
3.5.5.パイロットの描き込み
グエンをもう少し描き込んでみました。
ヘルメットの赤い点は、スパイダーです。黒ラインはクモの巣です。
クモの巣のラインはこれ以上細くは描けませんでした。
3.5.6.キャノピーの塗装
キャノピーは、裏からブラックで塗装し、表から機体色で塗装。
ラインがへなへなですが、筆でフリーハンドで塗装しました。
3.5.7.翼端灯、ピトー管
翼端灯は、下地に白を塗ってから、クリヤーブルー、クリヤーレッドを塗装。
レドームをフラットブラックで塗装し、先端のピトー管をシルバーで塗装。
3.5.8.穴を塗装で表現
写真のエアインテイクっぽい箇所は穴が空いているのですが、代わりに塗装で表現。
4.完成写真
飾り台は、バンダイ製STARWARSビークルモデルの飾り台を流用しています。
5.使用したもの
5.1.使用した主な塗料
〇サーフェイサー未使用
■機体グリーン:C309 グリーンFS34079(C)
■機体ブラウン:C310 ブラウンFS30219(C)
■機体下面:C311 グレーFS36622(C)
■ 機体イエロー:C329 イエローFS13538(C)
■ エンジンノズル:C61 焼鉄色(C)
▼スミ入れ:色鉛筆黒
△ウェザリングなし
※(C)クレオスMr.カラー、(G)ガイアノーツカラー、 (M)モデルカステン、 (TE)タミヤエナメル 、(TA)タミヤ アクリル、(TL)タミヤラッカー、(W)クレオスMr.ウェザリングカラー、(A)クレオス アクリジョン
※A→B:Aを下地に塗り、上からBを塗ったことを表す。
※A + B:AとBを混ぜて使用したことを表す。
5.2.使用キットのリンク
使用キット(amazonリンク)
wave製 モビルスタッフ(amazonリンク)
※これを改造してパイロットとして使用しています。
コメント
Neat job on the extra striping & decals. That tiger seems like a satire of World War 2’s American Volunteer Group, which is ironic since very little volunteering was involved in the Vietnam War. Pertinent commentary on Shintani-san’s part.