侵略ロボ MoMo ORCA製作しました

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キャラクター(漫画・アニメ)
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侵略ロボ 機動動姫 MoMo ORCA作りました。ロボだけどセクシーで美人、カッコいい。ガンプラのHGのような感覚で作れるので、初心者に優しく、上級者にも塗装・改修しやすい。パールとメタリックで塗装しました。

1.使用キット

このキットは、デザイナーの島本さんがデザインしたオリジナルロボ。すごいのは、自分で資金集めてプラモデルキット化を実現。
企画・発売の会社が株式会社侵略ロボで、製造・販売が株式会社エムアイモルデです。
エムアイモデルじゃないぞ?ウォルは最初間違えた(笑)。

1.1.使用キット

機動動姫MoMo ORCA。1/144スケール。
MoMoは、Mobile-Movementess(機動動姫)の略。
機動動姫だぞ?間違えるなよ。ウォルは完成するまで「機動姫」だと思ってた!

外箱

この機体は、N711 Type Qurchel(キュルチェル)型で、通称ORCA(オルカ)。
この人型の機体がMoMoと言われ、白黒で塗装された機体がORCAと呼ばれる。
白黒塗装じゃない機体(もある)は、ORCAとは言わない。

1.2.内容

ランナーはガンプラのHGと同じと思っておけば間違いない。
色プラで白、黒、金(メッキではない)、スナップフィット(接着剤不要)方式。
※一部接着が推奨されている個所がある。

モールドは若干太くて深い。スケールキットよく作る人だと、だるいと思うかもしれない。

ポリキャップもあるし、アンダーゲートも使われている。

髪のパーツ、顔のパーツ、手のパーツは2セット分ある。

頭のコアパーツと耳のパーツは1セットしかないので、髪は差し替える必要がある。

マニュアルはフルカラー!かわいい漫画もついている。

2.製作コンセプト

2.1.製作コンセプト

セクシーにカッコよく作ります。ボックスアートのカラーリング(ORCA)が気にったので、そのままのカラーリングで。また、若干手も加えたいなと思っている。

髪のパーツが2つあるので、1つは標準的にホワイト、もう1つは金髪にしてみます。
いや、コレ、金髪にしてみたくなりません?

基本はラッカー塗料によるエアブラシ塗装。一部、水性塗料、エナメル塗料による筆塗り。

3.製作

組間違えやすい個所について、作者より解説が出ています。

まあ、ウォルは組み立てた後に知り、拝見しましたが(笑)。

なおトップページはここです。

3.1.各部の仮組

ゲート処理しつつ、各部を組み立てる。
あとで分解できるように、ダボ穴をゆるくして組み立てる。

※ダボ穴ゆるくするとか、意味が分からない人はこの記事を見てください。

顔と頭のパーツ
胸と腰のパーツ

悩んだのはC-23のパーツ。どちら向きに取り付けるかわからない。

前に屈むから、こうだろうか?どちらでも良いのだろうか?写真の向きで取り付けた。

肩の部分。ここもパーティングラインっぽいのがあるので削っておく。

ふともも

こんなところにゲートが、と思ったけど見えなくなるからまあ良い。

太もものパーツ

太ももの上半分(黒)は段落ちモールドになっている。下半分(白)は前後ともに合わせ目ができる。

太もものパーツ

太ももの後ろ側に不可解な穴がある。作例を見てもあるから、こういう設計なのか?

太もものパーツ

E-2パーツの上の出っ張りはゲートではないので切り落とし注意。

E-2パーツ

E-8パーツの取り付け角度にも注意。45°傾いて取り付けることができてしまう。

E-8パーツ

足はハイヒール、ブーツのようになっている。

写真の部分はパーティングラインがあるから、紙ヤスリ、スポンジヤスリなどでヤスって消しておく。

手のパーツ
手のパーツ

手のパーツは、開いた手と武器を持つ手の2種類。それが左右あり、さらに2セットある。

武器
武器パーツ

武器は、刀と脇差、ハンドガン。
脇差は、刀身が真っすぐなので、忍者刀かもしれない。
洗濯ばさみのようなやつはハンドガンである。
・・・
ハンドキャノンが正しい名称だった。

裏側の塗装

裏側の見えそうな部分をつや消しブラックで筆塗り塗装しておいた。

髪のパーツと胸のパーツ
太もものパーツと脚のパーツ
足のパーツ

足の裏を黒で塗っておくとそれらしくてよい。

3.2.ディテールアップ

合わせ目消し

赤点線の部分に合わせ目ができるので、埋めて削る。

腕のパーツ
太ももと足の甲パーツ

太ももは前側の合わせ目を消し、裏側は逆にモールドを入れることにした。

太ももの上側。

太もも上側

赤の部分の合わせ目と段落ちモールドを埋めた。結構モールドが深い。

なお、緑で囲った金色パーツ。

太もも上側

内側の穴から押せば後でも外せると思って接着したのだが、外せなかった。
マスキングして塗装する。

脇の下

脇の下は段落ちモールドになっている。

しかし、ここにモールドがあるのは気に入らないので、ここはランナーパテで埋めた。
ガンプラでも、体横の縦合わせ目はいつも消している。

なお、脇の下のモールドを埋める場合、胸のパーツが後からハメられないのでアトハメ加工をする必要がある。

胴のパーツ

赤丸の部分を切り取ると後から取り付けられるが、接着しなければならなくなる。

脚の裏側

脚の後ろ側は段落ちモールドとなっている。

これはこのままバックシームとして使うことにした。

胴の横

ウエストの横はモールドになっているが、脇の下と一緒で気に入らないので、埋めることにする。

胴腰横

パンツの横の合わせ目も消したいが、ここはどうしたらよいだろう。
ここはアトハメ加工が不可能ではないか?接着して合わせ目消してからマスキング塗装だろうか?

ウエストパーツ

ウエスト横の縦の合わせ目は埋めて、代わりに違うデザインのモールドを入れた。

3.3.基本塗装

黒部分(セミグロス)

黒部分は、セミグロスブラックで塗装した。

黒で塗装したパーツ

白部分(グロス)

白部分はパール塗装する。

ランナーが白なので白を塗装する必要は無いと思うが、合わせ目消したり、一部サーフェイサー吹いたりもしたので、下地をグロスホワイトで塗装した。

白で塗装したパーツ

その上からクレオス・ダイアモンドシルバー(パール)で塗装、さらにグロスクリアを吹いた。

金色部分

下地の色をどうするか迷った。
作例のように重々しい感じが良いかと思ったので、下地にグロスブラックを吹いた。
(説明書の作例は、どう見ても下地は黒だと思う。)

金で塗装したパーツ

使用した塗料は、クレオスのGX209レッドゴールド。で、この上にグロスクリアを吹く。
この塗料は、元々2コートが推奨されている。

2コート:塗料Aを塗装して1コート、その上に塗料Bを塗装して2コート。

3.4.ディテールアップ

顔パーツは2個ある。1個口を開口した。

髪のパーツも2つあるので、片方を白髪、片方を金髪に。

髪の金は、クレオスレッドゴールドじゃなく、ガイアEx-08ゴールド。
もっと黄色味の有るゴールドにすればよかったかな?好みだけども。

パンツの合わせ目消し

腰の部分の合わせ目消し、横はできそうだが、上は無理そうだ。まあできる範囲で。

合わせ目消して、マスキングして白、パールを塗装。

クロッチ部分の合わせ目も消した。

3.5.スミ入れ

作例写真を見ると、ゴールドでスミ入れしてある。茶色か?
ゴールド?かっこよさそうだけど、やってみるとこれが苦労する。

エナメルのゴールドって存在しないの?

スミ入れって、定番のエナメル溶剤を薄めたものを溝に流し込めばいいのだけど、エナメルのゴールドってあったっけ?

タミヤ X-12 ゴールドリーフ!

調べると、これはエナメルではなく、ラッカーだと言ううわさが。XF-6コッパーも同じ。

↓タミヤの記事

↓地球堂チャンネルさまの実験動画

塗料とエナメル溶剤が分離するのである。混ざらない。

X-31 チタンゴールドであれば問題ない。チタンゴールドはシルバー寄りなので、オレンジを混ぜれば良いかなと。

白にゴールドのスミ入れ

しかしこれ、メタリックって成分が分離しやすい。
混ぜても、時間が経つとメタリック成分が沈んでしまう。
ゴールドが黄土色になっている。上澄みはゴールドじゃなくて、薄めた黄土色。

頻繁にかき混ぜながら、スミ入れしないとならない。

しかも、白に黄土色となると、美しくない。
白い衣装に、泥汚れとか、ウxチが付いたイメージになりかねん。

スミ入れって元々、影を入れて溝とか隙間を表現するためのものだから、ゴールドだとそこに金色の何か別なものがあるイメージになる。

足(左写真)はゴールドじゃなくグレーや黒の方がよかったかな。背中(右写真)はパイプが通っているイメージでゴールドで良いかと思う。

脚のパーツ

脚の後ろ側だが、これはバックシームがあるイメージで、ゴールドで良いかと思う。

黒にゴールドのスミ入れ

ゴールド色が全然乗らない。しかも綺麗に拭き取れないし。

成分が分離し、上澄みだけになってしまうので、何度も入れないと発色しない。
一旦、白流してからゴールド流してみたけど、ちょっとマシになったかなと言う感じ。
あまり薄めない方がいいかもしれない。それで流れるかどうかだけど。

モールドが深いことに気づいた。なので、モールドの底にスミ入れ流しても正面から見ないとほぼわからない。

バックシームの部分、スジボリじゃなくてゴールドに塗装した伸ばしランナーを埋め込んだ方が良いかも

そういえば、作例の写真では、白部分はゴールドでスミ入れしてあるけど、黒部分はゴールドでスミ入れしてない。やっぱり黒にゴールドでスミ入れって難しいのでは?

作例の写真
作例の写真

失敗だったのは、セミグロスブラック塗装の上に直接スミ入れしたこと。
一旦、グロスクリアで表面保護してから、スミ入れすべきだった。

最初に綺麗に拭き取れないと書いたが、拭き取れないんじゃなくて、塗膜を傷めている可能性が。
エナメル溶剤は、若干、ラッカー塗膜も傷めるんだよ。注意

エナメル溶剤で拭いたところは、パキッとしたブラックじゃなくなってしまった。
ぼやっとしたブラック。

白パーツは、白→パール→グロスクリアでクリアで塗装面を保護してある。
エナメル溶剤で拭いても、クリア層が若干傷むだけで、塗装面には影響ない。

ヒールの部分は、作例ではゴールドだが、グロスブラックで塗装した。

足はかかとをヒールから持ち上げることができるので、足の裏が見えてしまう。足の裏はつや消し黒で塗っておく。

4.一次完成写真

一通りボディが完成。画像クリックすると拡大します。

5.ディテール追加

5.1.武器類

キット添付の武器は、刀2本と銃(洗濯ばさみみたいな形のやつ)。
銃とは言わないのか。ハンドキャノンって書いてある。まあ、銃でもいいか。
刀は、1本は直刀で小ぶり。脇差で忍者刀と言った感じか。

武器

刀を塗装した。

塗装した刀

刃の部分は、グロスブラックの上に、クレオス・メッキシルバーNEXT。
この塗料はもう売ってないと思うが、キラキラになれば何でもいい。
ガイアのプレミアムミラークロームとか。

銃は寂しい感じがしたので、パーツ類を色々ゴテゴテくっつけてみた。

上のパイプみたいなやつは、ランナーを切ったものである。
先端をピンバイスやらスピンブレード(ガイアノーツ)で穴を開けてある。
他はガンプラなどのスラスターパーツやプラ板を貼ってある。

タミヤ・LP-19ガンメタリックで塗装した。持ち手の部分はXF-68NATOブラウン。

ハンドキャノン
ハンドキャノン

前方のゲージは、エネルギーの残量を表す(ウォルの勝手な定義)

ハンドキャノン先端

スコープの先端は、シルバーで塗装したあと、Hアイズ(クリア)1.5mmを埋め込んである。
銃口は、シルバーで塗装したあと、X-27クリヤーレッドを塗装してある。

5.2.小物類追加

個性を出すために、いくつか何かを追加してみる。

航空灯(宝石類)

航空灯などを追加する。使用は100円ショップの手芸コーナーに売っている、キラキラ類。

ジュエリーシール、ラインストーン
ジュエリーシール、ラインストーン

なんだこの女子力満点な部材は!いや、航空灯です。

両面テープや、セメダインBBXで付けるので、付けてもまた外すことができます。

部隊名、機体番号(テプラ)

テプラで、部隊名や部隊番号デカールを自作した。
金は光沢テープなのだが、黒がつや消しのテープしか手元に無くて。
光沢面に貼ると目立つんだよな。

テプラ
テプラ

写真は、Rozen Riese(男性名詞)になっているが、Rozen Riesin(女性名詞)に修正。
Rozen Riesin (ローゼン リーゼン)→ 薔薇の巨人隊である。

機体番号(モデックスナンバー)は501。最後の1桁が1なので隊長機である。
500にするか迷った。ちなみに00(ダブルナッツ)なら司令官の機体。

テプラでデカール作ってみたい人は、下記記事を参照してください。

通信用アンテナ(薔薇)

隊長機用のアンテナを作る。
真鍮線と色のついたマスキングテープで薔薇を作りました。

真鍮線は、プライマーを塗って緑色に塗装する。

赤のマスキングテープを小さく切って、巻き付けていく。
緑のマスキングテープで葉っぱも付けてみる。

できました。

ミニチュア薔薇
ミニチュア薔薇

ミニチュアの薔薇、じゃなくて、通信用アンテナです。
隊長機だから指示を出すために通信機能が強化されています。

6.再び、完成写真

画像クリックすると拡大します。

こちら、Rozen Riesin リーダーだ。これから敵を殲滅する。2番機、3番機、後にづづけ!

こちら、ドレッドレッド!敵の隊長が刀を抜いたぞ、気を付けろ!

わたしと一対一になった。しかし、本気で怒らせたようだ。薔薇の悪魔が二刀抜いてしまった。

みんなすまん、わたしはきっと生きては帰れないだろう・・・。

7.ローゼンリーゼン隊長機 各部解説

・本機は、Rozen Riesin隊の隊長機で、敵からは薔薇の悪魔と呼ばれ、恐れられている。
 彼女の二刀流を見て生き残った者はいない。(ウォル創作)
・一度見られてしまったら、同じ技は二度と通用しないだろう、と彼女は思っている。
 幸い、この技を見て生きている人はいないが・・・。

・眼は、右がグリーン、左がブルーのヘテロクロミア。(ウォル創作)

※以下、一部は設定どおり。一部はウォルが勝手に妄想(汗)・・・いや、推察。

・コックピットは2名(人間とAIロボット)乗り込みます。(公式)

各部説明(頭部拡大)

・OP炉(over-power hearth)は膨大なエネルギーを生み出すジェネレータで、エネルギー保存のキャパシタの容積が胸の大きさになっています。(公式)
・補助バッテリーは隊長機のみで、キャプテンマークを兼ねています。 (ウォル創作)

・衝突防止灯は黄色です。 (ウォル創作)
 高さが30mしかないので、赤点灯や赤点滅(航空障害灯)させる必要はありません。

各部説明(バストアップ拡大)

・口にくわえているものは、通信用アンテナです。(ウォル創作)

・ふとももにはOP炉から生み出されたエネルギーを使ってCCSを作動させる巨大なジェネレータがあります。(ウォル創作)

各部解説(腰部拡大)

・CCSはMoMoの最大の特徴であり、重量があっても空中に浮いたりすることができます。これはXodd(ゾッド)の技術であって、地球の技術ではありません。(公式)

・体中にある金色のラインがCCSストリーム(ウォル創作)で、黄金のCCSエネルギーが全身を駆け巡ります。

各部解説(腰部拡大)

・所属部隊は、Rozen Riesin(薔薇の巨人隊) 、テイルレターはRR。機体番号501は隊長機です。(ウォル創作)

各部解説(足部拡大)

・CCSのおかげで足が地面にめり込むことはありませんが、脚がかなり長いので(笑)、パイロットが足の位置や地面の位置を把握するために、白色灯が付いている。(ウォル創作)
通常はフラッシュしますが、足元を照らすために点灯に切り替えることもできます。

MoMoとガンダム

大きさ比較。どちらも同じ1/144スケール。MoMoは高さ30m。ガンダムは18m。
十等身って感じか。八頭身が美人タイプとすると、十等身は英雄タイプ。

7.使用したもの

7.1.使用キット

amazonのリンクです。

↓標準タイプのORCA。ウォルが買った時は、まだこのオルカしか発売されてなかった。

↓赤色タイプのドレッドレッドも発売されました。

↓2体セットってのもあるけど?1つの箱に2体入っているのか?

値段はバラで2個買ったのと、ほとんど変わらない気がしますが・・・。

7.2.使用塗料

塗料類は通常は、量販店で買った方が安いです。

●サーフェイサー:合わせ目消しした跡など、一部のみにサーフェイサーを使っています。
□ボディ白:Ex-01ホワイト(G)→XC01ダイヤモンドシルバー(C)→Ex-03クリアー(G)
ボディゴールド:GX2ウイノーブラック(C)→GX209レッドゴールド →Ex-03クリアー(G)
■ボディ黒:セミグロスブラック(F)
左腕輪:C68モンザレッド(C)→XC03ルビーレッド(C)
瞳:C8シルバー(C)→X-23クリヤーブルー(TE)、X-25クリヤーグリーン(TE)
刀身: GX2ウイノーブラック(C) →メッキシルバーNEXT(C)
ハンドキャノン:LP-19ガンメタリック(TL)、XF-60 NATOブラウン(TA)

※(C)クレオス、(F)フィニッシャーズ、(G)ガイアノーツ、(TA)タミヤ・アクリル、(TE)タミヤ・エナメル、(TL)タミヤ・ラッカー
※A→B:Aの上にBを重ねて塗装したことを表す。

※セミグロスブラック(半光沢黒)はフィニッシャーズでなくてもよいです。たまたま手元にあったので。
※メッキシルバーNEXT(C)はもう売ってないので、ギラギラにしたい人は、プレミアムミラークローム(G)などを使うと良いかと思います。
※ LP-19ガンメタリック(TL)はC61焼鉄色(C)に比べると赤味が少ないです。

おしまい。

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